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安 全 報 告 書 ２０１７ ２０１６年４月１日～２０１７年３月３１日 小田急箱根高速バス株式会社 目 次 Ⅰ お客さまの安全を守るための基本方針 安全宣言 ２０１７年度安全重点施策と重点取り組み事項 輸送の安全に関する目標（２０１７年度） 自動車事故報告規則第２条に規定する事故（２０１６年度）等 Ⅱ 強靭かつ柔軟な「現場力」の構築 ＰＤＣＡサイクルを基本とした安全管理 安全マネジメント推進委員会 安全マネジメント内部監査の実施 社長・安全統括管理者の現業巡回 Ⅲ 「未然防止」に対する取り組みの強化 情報共有化の推進…「ヒヤリ・ハット情報」等の収集・共有等 Ⅳ 安定した運行を実現する取組みの推進 Ⅴ 日本一流のバス会社を目指して 別添１ 安全管理規程 別添２ 輸送の安全に関する組織体制および指揮命令系統図 別添３ ２０１７年度各種計画(諸運動・教育・訓練等) - 1 - 日ごろから小田急箱根高速バスをご利用いただき誠にありがとうございます。 また、沿線地域にお住まいの皆さまには、深いご理解とご協力を賜り 心から感謝申しあげます。 小田急箱根高速バスは、１９６９年(昭和４４年) 東名高速道路大井松田 インターチェンジ～御殿場インターチェンジ間開通に合わせて小田急電鉄の 高速自動車部門として開業し、新宿駅西口～箱根桃源台～元箱根間の運行を 開始しました。その後、２０００年(平成１２年)小田急電鉄から分離独立し 現在に至っています。開業以来、「安全」を最優先に「安心」「快適」にお客 さまにご利用いただけることを社員一同の喜びとして、日々取り組み、開業 以来の社会的責任の大きい事故「０」を４７年間継続しています。 なお、この安全報告書は、道路運送法第２９条の３、旅客自動車運送事業 運輸規則第４７条の７第１項および当社安全管理規程第１７条の規定に基づき ２０１６年度(平成２８年度)の輸送の安全に関する情報を公表するものです。 ２０１７年度も、当社の安全管理体制のさらなる強化に向けて各種施策を 鋭意推進してまいります。 ■Ⅰ お客さまの安全を守るための基本方針 安 全 宣 言 １ 私たちは、いついかなる時も「指差称呼」の完全実行をはじめ、基本作業 を遵守します。 ２ 私たちは、現状に妥協せず強固な安全意識で安全技能を研鑽します。 １.２０１７年度安全重点施策と重点取り組み事項 （１）強靭かつ柔軟な「現場力」の構築 「現場力」は安全運行を支える要であり、「日本一流のバス会社」を 実現するには、この力をさらに高めることが重要です。異常時におい て安定した高いパフォーマンスを発揮し、変化する状況にも自ら判断 し適切に対応できる、強靭かつ柔軟な「現場力」の構築に取り組みま す。