第1学年组学级活动指导案-saga.docVIP

中学校第１学年○組　学級活動学習指導案 １　題材　「男女相互の協力」 　　　　　　内容（２）エ　男女相互の理解と協力 ２　題材について 生徒の実態 本学級の生徒は，純朴で明るく素直な生徒が多い。やや内にこもった環境からか，親しい人間関係の中では自己主張したがるが，集団や公的な場では控えめであり，自分の考えや意見を音声言語で表現することを苦手としている。前回の話合い活動での発表者は半数に満たなかった。各教科の授業や行事等での意見発表ができるようになることが課題である。 学級では，各係の活動や当番活動，グループワークなどでは男女が役割分担しながら取り組むことができている。しかし，役割分担が平等でなかったり，作業を押し付けたりすることがよく見られる。発言力のある数名の生徒の意見に不本意ながら集団が流されることもあり，そのことに対する不満を持つ生徒もいる。 題材設定の理由 男女の特性を理解することや，この特性を理解し尊重しながら，学級活動や学校行事に協力して取り組むことは，学校生活の深化充実につながると考える。男女の特性を考えながらこれまでの学校生活を見直し，自らの課題性に気づき改善しようとする姿勢をもたせることで，学級の雰囲気もよりよいものになるだろう。 本題材では，体育大会での取り組みなどの体験を踏まえ，事前の意識調査を行い，学級の男女の協力の実態を提示し，ペア活動トレーニングを通して日常にある課題性に気付かせる。また，話合い活動を通して男女の特性を理解させた上で，どのように男女が協力して活動を進めていくのか生徒に考えさせたい。生徒一人一人の実態に応じためあてを設定させ，10月末に実施される文化発表会も含め，係活動など学校生活への取り組みの充実につなげたい。 ３　指導のねらい 男女の特性やそれぞれの個性について考え，互いに尊重し合いながら協力する学級を目指した話合いを通して，自分には何ができるかということを考えさせる。生徒は自ら設定しためあてに基づいて実践に取り組むことを通して，だれとでも協力して何かを成し遂げることの大切さに気付かせる。 ４　学級活動（２）の評価規準 集団活動や生活への 関心?意欲?態度 集団や社会の一員としての 思考?判断?実践 集団活動や生活についての 知識?理解 男女相互の理解を深めることの大切さに目を向けようとし，人間として互いに協力し尊重し合おうとしている。 人間として男女が互いに協力し合い，尊重し合うことや，男女相互の望ましい人間関係の在り方などについて考え，実践している。 話合い活動を通してたてためあてを実践することで，男女相互の理解と協力について理解を深めている。 ５　指導の過程 事前の指導と生徒の活動 日　時 活動の内容 指導上の留意点 目指す生徒の姿と評価の方法 10月15日 ?事前アンケートの実施 10月23日 ?ペア活動で次の４テーマの互いの考えを聞き合う。 ?話し方や聞き方にはくせがあり，聞き合う活動を通して整える事の重要性を説明する。 【関心?意欲?態度】 ?相手とコミュニケーションをとろうとしている。 〔観察〕 ?オープンクエスチョンによる聞き方を実践し，相手の発言をきちんと記録している。 〔話したことカード，観察〕 10月25日 10月27日 ◇計画委員会 ?ペア活動で出た意見を基に実態を分析し，題材を設定する。 ?提案理由を検討するとともに，話合いの柱を設定し，本時の活動計画を作成する。 ?生徒の意見を踏まえ，本時の流れなどを検討し，活動に見通しをもたせる。 【関心?意欲?態度】 ?話合い活動が充実するように，自主的，自律的に準備を進めようとしている。 〔観察〕 10月30日 帰りの会 ?題材に対する自分の意見を学級会ノートに記入する。 ?話したことカードを振り返らせながら，学級会ノートに意見を書かせる。 【関心?意欲?態度】 ?題材に関心をもち，自主的に自己の考えをまとめようとしている。 〔学級会ノート〕 本時の指導と生徒の活動 　　ア　本時の題材　「男女協力するクラスにしよう」 　　イ　生徒の活動計画　※学級会ノート 　　ウ　本時のねらい 　　　○　男女の差，互いの特性を理解したうえで，学校行事や学級活動において互いに協力しながら積極的に取り組めるような学級集団を意識させる。 ○　話合い活動への参加を通して，自分ができることを考えさせるとともに，自分のめあてへの活動意欲を高めさせる。 　　エ　教師の指導計画 活動の内容 指導上の留意点 資料等 目指す生徒の姿と 評価の方法 活 動 の 開 始 ６ 分 １　はじめの言葉２　司会団の紹介 ３　題材と提案理由，話合いのめあての確かめ ?計画委員会での検討の経緯について説明するよう助言する。