食道癌镜视ㄦ手术vs开胸开腹手术.PDFVIP

第64回第64回 山梨県立中央病院山梨県立中央病院 MSGRMSGR 2014/6/232014/6/23 Lancet May 1. 2012 ; 379 : 1887-92 食道癌食道癌 食道癌食道癌 鏡視下手術鏡視下手術vsvs開胸開腹手術開胸開腹手術 鏡視下手術鏡視下手術vsvs開胸開腹手術開胸開腹手術 発表発表 牧野牧野 曉嗣（研修医）曉嗣（研修医） 発表発表 牧野牧野 曉嗣（研修医）曉嗣（研修医） コメンテーターコメンテーター 羽田羽田 真朗（胃食道外科）真朗（胃食道外科） コメンテーターコメンテーター 羽田羽田 真朗（胃食道外科）真朗（胃食道外科） 【Introduction】 ●これまで… 食道癌根治術 →開胸開腹手術(open oesophagectomy) (術前化学放射線療法/ リンパ節郭清含む) 問題点 ・ICU管理を必要とする肺合併症(約50%) ・術後QOLの低下 ⇒低侵襲手術(minimally invasive oesophagectomy) 【Theme】 minimally invasive oesophagectomy vs open oesophagectomy 低侵襲手術が開胸開腹手術に比べて 有用であるかを評価 【Methods】 ＜期間＞2009年6月1 日～2011年3月31 日 ＜場所＞3カ国5施設(オランダ・スペイン・イタリア) 多施設、オープンラベル、ランダム化比較試験 ＜患者＞ ・18～75歳(performance status ＜2) ・切除可能な食道癌もしくは胃食道接合部癌 (cT1-3,N0,M0 ：ⅠA, ⅠB, ⅡA期) ※頸部食道癌は除く 登録 144人 ※除外 ・低侵襲手術を希望 ・重複癌 ・転移 ・切除不能 etc. N＝115人 開胸開腹手術群 56人 低侵襲手術群 59人 【Results】 Character ・年齢 ・性別 ・全身状態 ・腫瘍組織 ・場所 ・術前療法 →両群に有意差なし primary outcomes ・術後2週間以内の肺感染症 ・入院期間中の肺感染症 ⇒いずれも開胸開腹手術に比べ、低侵襲手術の 方が有意差をもって低い。 secondary outcomes ・入院日数 ・短期間のQOL →低侵襲手術群の方がよい secondary outcomes ・リンパ節除去数 ・切除マージン ・p-Stage ・死亡率(30 日間・入院期間内) →両群に有意差なし intraoperative data ・手術時間・出血量 →低侵襲手術の方が手術時間は長いが、出血量 が少ない ・低侵襲手術から開胸手術への移行例：8例(14%) ・吻合レベルには有意差なし postoperative data ・ICU入