地域活性化総合特别区域指定申请书（概要版）1．.PDFVIP

地域活性化総合特別区域指定申請書（概要版） １．指定を申請する地域活性化総合特区域の名称 周南コンビナート国際競争力基盤（電力・港湾）強化総合特区 ２．総合特別区域について （１）区域 ①指定申請に係る区域の範囲 ⅰ）総合特区として見込む区域の範囲 周南市の全域（656.32㎢） ⅱ）個別の規制の特例措置 本事業を一体的かつ総合的に取り組むため周南市の全域を対象区域とする。 （２）目標及び政策課題等 ②指定申請に係る区域における地域の活性化に関する目標及びその達成のために取り組むべき政策課題 ⅰ)総合特区により実現を図る目標 ア）定性的な目標 ａ）周南コンビナートの特徴と実績を活かして競争に勝ち残るまち ・東アジアトップクラス、国内1位の周南電解コンビナートは、本市及び我が国の産業、雇用にお いて重要な役割を担っており、その特徴と実績を活かし競争に勝つことが必要。 ※電解コンビナート：原塩の電気分解により苛性ソーダ、塩素等基礎素材を生産する企業群 ｂ）地域に投資と雇用を創出する港湾基盤の強いまち ・徳山下松港の国際バルク戦略港湾の選定による港湾機能の強化を契機に、地域に投資と雇用を創 出する港湾基盤の強いまちを目指すことが必要。 ｃ）コンビナートの強みを活かした新しい都市モデルを実現するまち ・周南電解コンビナートの強みを活用した、地域諸課題の解決、まちづくり、地域経済活性化によ る新しい都市モデルの実現が必要。 イ）評価指標及び数値目標 評価指標（１）発電コスト削減 数値目標（１）平成32 年度：100億円/年削減 評価指標（２）石炭物流コスト削減 数値目標（２）①石炭取扱量の増：(H24)470万t⇒(H32)1,180万t（2.5倍増） ②石炭輸送・保管コストの削減：(H24)2,250円/t⇒(H32)1,510円/t（△33％） 総効果額約71億円/年 評価指標（３）コンビナートエネルギーの市街地・公共施設への供給件数及び光熱コスト削減 数値目標（３）①供給件数：(H31)3 件、②光熱コスト削減 約3,600万円/年（△27%） ウ）数値目標の設定の考え方 数値目標（１）発電機能（含蒸気）のベストミックス事業による。 数値目標（２）港湾ｲﾝﾌﾗの整備、総合的な企業環境の整備に伴う燃料石炭の需要・取扱量増による。 数値目標（３）安価なコンビナートエネルギーを地域へ供給することによる。 ⅱ)包括的・戦略的な政策課題と解決策 ア）政策課題と対象とする政策分野 ａ）東アジア電解コンビナートと対等な競争力の確保 i) アジア拠点化の推進 ｂ）強い港湾を活かした選ばれる生産・物流拠点の確立 i) アジア拠点化の推進 ｃ）周南市の特徴を活かした効果的・効率的な地域課題の解決 t) まちづくり関係 イ）解決策 （東アジア電解コンビナートと対等な競争力の確保に対する解決策） ａ）安価・安定電力の確保による強い電解コンビナートの実現 ・共同火力発電、国内最大の石炭火力自家発等の電力から、最も有利な電力の選択等ができる発電機 能（含蒸気）のベストミックスにより、電力コストを東アジアと対等以上とするなど。 （強い港湾を活かした選ばれる生産・物流拠点の確立の解決策） ｂ）港湾機能の強化を最大活用できる企業環境の整備 ・徳山下松港の港湾インフラの整備拡充・機能強化により、東アジアと同等まで物流コストを下げ、 1 周南コンビナートの競争力強化を実現するなど。 ・工業用地、工業用水の確保等総合的な企業環境の整備により、港湾機能強化の効果向上など。