小樽市立西陵中学校.PDFVIP

小樽市立西陵中学校 １ 学校の教育目標 （制定 昭和５６年4月） 何事にも根気強く、心身ともに健康で、社会に役立つ人になろう ・ 自ら進んで学び、自己をよく知ろう ・ 互いに協力し、友情を大切にしよう ・ 正しい判断を持ち、責任を果たそう ２ 教育目標の具体像 （１）めざす学校の姿 ○ 生徒が、安心して生き生きと学ぶ学校 ○ 保護者や地域が、信頼する明るく開かれた学校 ⇒ 「西陵中学校で良かった」 ○ 教職員が、共に高めあう働きがいのある学校 （２）めざす教師像 ○実践を中心とした研修の充実により教職員の専門性を高める ○服務規律の確立と遵守、体罰のない学校づくり等信頼される教育公務員をめざす ○全ての教員が年に1 回以上各種研修会に参加し、指導力向上にあたる （３）めざす生徒の姿 〇進んで学ぶ生徒 〇人を大事にする生徒 〇望ましい生活ができる生徒 ~ 挨拶 環境整備 時間認識 傾聴 ~ （４）指導理念 ～ 方針の達成のために ～ 学校が、保護者 ・地域に信頼されるために、生徒 ・保護者 ・教職員の誰もが 「西陵中学校 で良かった」と言える学校をつくりたい。そのために、今年度、次の理念のもと教職員 一丸となった取り組みを進める。 指 導 理 念 千の子どもに千の花 ～一人一人の心に届く教育の実践～ - 1 - ３ 学校経営の方針 （校長のビジョン） ○教育目標の具現化に努め、開かれた信頼に応える学校づくり ○共同体制のもと、共感と信頼のある学習指導及び生徒指導、教育活動の推進 〇互いを認め合い，所属感や存在感を感じるいじめのない学級経営・学年経営 ○生涯学習の基礎を考えた 「知・徳・体」バランスのとれた教育の推進 ○学習規律の徹底と授業改善、授業実践力の向上、習熟度別授業の実施 ○特別支援教育の計画的､組織的な推進 ○キャリア教育と地域連携、貢献と道徳教育，進路指導の充実 〇稲穂小学校を中心とした他校種間の連携・接続の具体化、9年間を通した生徒の育成 〇英語教育を軸とした地域連携研修の推進と校内研修の充実 〇小樽市学校教育推進計画 （23 の指針）を踏まえた調和の取れた学校運営 ４ 本校の課題 本校は、多くの商業施設がある小樽の中心市街地に位置し、各家庭も教育への関心 は高く、同時に学校への理解、協力があり、熱心な保護者が多い。しかし、近年は全 体として、様々な配慮を必要とする生徒もおり、授業にも配慮が必要となってきてい る。そのため、３年間 「人を大事にする学校づくり」に学校ぐるみで取り組んできた。 全教職員の共通理解のもと生徒一人一人を大切にする実践を積み重ねた結果、全校的 に落ち着いた態度で授業を受ける姿勢が身についてきている。しかし、今日的課題で もある自ら考え判断する力や、発達段階に応じた学習の場での基本的スキルが身に付 いていないために、指示を待って行動する等 「自立的な学びが確立できない」の生徒 も一部に見受けられる。そこで、更に授業規律や学習環境に重点を置き、「落ち着い た生活が、学ぶ心を高める。」という状況を継続し、「学ぶ心を高め、望ましい生活が できる」生徒の育成に取り組みたい。 ５ 本年度の重点目標 以上のような課題を受け、本校ではすべての教科を通して子どもたちの学ぶ心を高 め、望ましい生活ができ社会に役に立つ生徒の育成に取り組むこととし、本年度の重 点目標を設定した。 学ぶ心を高め､望ましい生活ができ、社会に役立つ生徒の育成 ～ 学ぶ心を高める学習規律 ・学習環境の確立と小中連携の充実を目指して ～ - 2 - ６ 経営の重点と具体的な方策 本校には素朴で素直な生徒が多い。昨年度、学校行事 ・発表会等では、どの学年もクラ スで力を合わせ、目標達成に向けて努力する姿が見られた。９月には、小樽市教育委員会 「学力向上実践交流会」が本校で行われ、