感染免疫病态制御学-teikyo.PDFVIP

大学院医学研究科 医学専攻 博士課程 専攻主科目名 感染免疫病態制御学 ◆問合わせ連絡先 担当：微生物学講座 斧康雄教授 E-mail onoy@med.teikyo-u.ac.jp TEL 03-3964-1211（内線：47261） FAX 03-5375-5284 HP 講座の紹介 微生物学講座は基礎医学講座ですが、生涯役立つ感染症の病態解析や診断/治療を 学び、最新の分子生物学的手法を駆使して感染症、及び免疫が関与する疾患の病因・ 病態解明、治療法の開発など比較的臨床に近い研究を行っています。 まさにベンチからベットサイド、ベットサイドからベンチまで幅広い技術と深い知識が習 得できる講座です。 主な研究内容 1） 感染防御機構の解明 臨床研究：重症感染症や易感染性宿主の感染防御能の解析、バイオマーカーの探索 基礎研究：感染動物や培養細胞を用いた実験 免疫細胞と病原体（細菌、真菌、原虫など）、菌体成分、毒素、サイトカイン、ケモカイン、 と抗菌薬との相互作用に関する研究 2） 薬剤耐性菌の疫学、病原性、耐性機構の解析と迅速検出法、治療に関する研究 3） 自然免疫(特に好中球，マクロファージ)とマスト細胞、脂肪細胞との相互作用の解析 4） 肥満、糖尿病、老化に伴う自然免疫の変化に関する研究 5） 昆虫モデルを用いた薬剤耐性菌の病原性の解析と新規治療薬の開発 Advanced Projects 1. 免疫機能調節物質の探索/制御と治療への応用 天然抗菌物質、新規サイトカイン/ケモカイン、薬物、毒素、内分泌撹乱物質など 2. 炎症性疾患の病態解析 感染性疾患(特にセプシスなど重症感染症）、アレルギー性疾患、消化器疾患、 動脈硬化（糖尿病，脂質異常，肥満など）、腫瘍など 3. 薬剤耐性菌制御を目指した研究 耐性菌出現機構の解析（疫学、機能解析）、耐性菌の迅速検出法と治療薬の開発 4. 感染症の診断/病態解析のための新規バイオマーカーの開発 重症病態における免疫担当細胞の機能解析、特異的な遺伝子やタンパク質の同定 など 大学院で学ぶこと 1. 医学研究の方法 最新リサーチ・スキル（マインド）の習得、感染症/免疫、抗菌薬に関する知識の習得 ex.）分子生物学をベースとした実験手技、Data Baseを利用した遺伝子解析法、 タンパク質分析法などを習得 2. 英文学位論文作成 最新医学英語論文読解攻略法を伝授 ex.) 論文要約のテクニック、医学英語（会話）の習得・実践、国内外での学会発表等 当科大学院学生が取得できる資格 1. 認定医等資格の取得 内科を初めとする認定医、専門医資格取得可  １−２年目はクリニカル・スタディも可能  卒後３年から認定内科医  卒後６年以上で感染症専門医、リウマチ専門医、アレルギー専門医、 内科専門医  その他、規定回数の講習会の参加で感染制御医や産業医、スポーツ ドクターも取得可能 2. 国内外留学（短期／長期）の紹介・斡旋