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伝染病学試験問題（平成23年前期） 問1. 疾患のサーベイランスに関する記述として誤っているのはどれか。（第62回B29） 1. 疾患に関する情報を継続的に収集、解析し、関係者に還元する。 2. 感染症以外に先天異常、薬物残留、環境汚染の監視等にも応用される。 3. 通常個人ではなく集団を対象とする。 4. 受動的サーベイランスと能動的サーベイランスがある。 5. 予想サーベイランスと遡及サーベイランスがある。 問2. サーベイランスに関する記述として正しいものはどれか。（第58回 B28） a.　死亡牛の牛海綿状脳症の検査はサーベイランスである。 b. 過去の疾病について、その発生と要因との関係を明らかにする。 c. 環境汚染の評価や汚染物質の測定を行う。 d. 受動的サーベイランスでは、感染症などの情報が組織的かつ自動的に収集される。 e. 疾病の発生状況を継続的に調査し、その情報を予防と管理に役立てる。 1. a, b, c　2. a, c, e　3. a, d, e　4. b, c, d　5. b, d, e ? 問. ピコルナウイルス感染によって起こる疾患の組合せとして正しいのはどれか。（第62回B10） 1. 口蹄疫?水泡性口炎?鶏脳脊髄炎 2. 口蹄疫?豚水泡病?鶏脳脊髄炎 3. 口蹄疫?水泡性口炎?豚水泡疹 4. 豚水泡病?鶏脳脊髄炎?豚水泡疹 5. 豚水泡病?水泡性口炎?豚水泡疹問. 豚コレラの類症鑑別として最も重要な疾患はどれか。（第62回B15） a. 豚丹毒 b. 口蹄疫 c. 豚インフルエンザ d. ニパウイルス感染症 e. トキソプラズマ病 1. a, b　2. a, e　3. b, c　4. c, d　5. d, e 問. 豚繁殖?呼吸障害症候群に関する記述として正しいのはどれか。（第61回B13） a. 病原体はアルテリウイルス科に属する。 b. 呼吸障害は二次感染により重症化する。 c. 生きて娩出された子豚の多くは正常に発育する。 d. 呼吸器症状を示す個体では化膿性肺炎が特徴である。 e. 流産および死産胎子では脳病変が特徴である。 1. a, b　2. a, e　3. b, c　4. c, d　5. d, e 問.　感染動物の体内で連続的に抗原変異を起こすため再発を繰り返し、完治することのないウイルス感染症はどれか。（第57回B13） a.　猫免疫不全ウイルス感染症 b.　ニューカッスル病 c.　牛白血病 d.　マレック病 e.　馬伝染性貧血 1. a, b　2. a, e　3. b, c　4. c, d　5. d, e 問.　わが国の法定伝染病で牛が対象動物に指定されていない疾病が含まれるのはどれか。 1.　牛疫、ピロプラズマ病、リフトバレー熱 2.　 口蹄疫、狂犬病、伝達性海綿状脳症 3.　水胞性口炎、牛肺疫、炭疽 4.　ブルセラ病、結核病、鼻疽 5.　ヨーネ病、出血性敗血症、アナプラズマ病 問.　わが国の法定伝染病で豚が対象動物に指定されている正しい組み合わせはどれか。 1.　ブルセラ病、狂犬病、口蹄疫、インフルエンザ、水胞性口炎 2.　豚コレラ、豚胸膜肺炎、口蹄疫、結核病、アフリカ豚コレラ 3.　炭疽、狂犬病、豚レンサ球菌症、流行性脳炎、ブルセラ病 4.　豚コレラ、豚浮腫病、口蹄疫、炭疽、豚流行性下痢 5.　豚コレラ、狂犬病、口蹄疫、流行性脳炎、アフリカ豚コレラ 問.　ウイルスと持続性感染機序の組合せとして正しいのはどれか。（第58回12） a.　馬伝染性貧血ウイルス　－　抗原変異し宿主の免疫作用から逃れる b.　牛ウイルス性下痢ウイルス　－　宿主に免疫寛容を起こす c.　アフリカ豚コレラウイルス　－　神経組織内に潜伏する d.　オーエスキー病ウイルス　－　感染性抗原抗体複合体を形成する (1)a、c、dのみ　(2)a、bのみ　(3) b、cのみ　 (4) dのみ　(5) a、b、c、dのすべて 問1.　口蹄疫に関する記述として正しいのはどれか。（第58回16） a.　原因ウイルスは酸抵抗性で、pH.0以下でも不活化されない。 b.　7種類の血清型があるが、生ワクチンは異なる血清型も感染防御する。 c.　水泡が形成される以前からウイルスを排出する。 d.　乳牛では発症前から泌乳量が減少することが多い。 e.　豚は牛よりも感受性が高くウイルス排出量も多い。 (1)a、b　(2)a、e　(3) b、c　(4) c、d　(5) d、e問1. 牛疫に関する記述として正しいものはどれか。 a. 牛、水牛、しか、めん羊、山羊、豚、いのししを対象とする届出伝染病である。 b. 主に飛沫小滴を含んだ感染動物の吐息の吸入、分泌物?排泄物との接触により伝染する。 c. 日本では明治時代に大流行し