eVision NET移植ガイド.PDFVIP

eVision .NET移植ガイド 目次 1 .NETへの移植4 1.1 はじめに4 1.2 ネームスペースとオブジェクトのネーミング4 1.3 プロパティ4 1.4 列挙5 1.5 例外5 1.6 初期設定引数5 1.7 グローバルファンクション6 1.8 コールバック6 1.9 ローメモリアクセス6 1.10 その他6 2 C++ネームの.NETネームへの移植7 2.1 クラスと列挙7 2.2 列挙値10 eVision .NET移植ガイド 1 .NETへの移植 1.1 はじめに このドキュメントは、新しいeVision.NETオブジェクトの完全な説明を意図 したものではなく、ユーザーガイドとC++ リファレンスガイドの補足として、 NETでのeVisionの使用法とC++でのeVisionのプログラミングとの違いを説 明したものです。 eVision.NETオブジェクトは、C++オブジェクトと1対1の関係にあり、動作 は同じです。このドキュメントは、注意が必要なシンタックスと使用法の違 いについて説明することのみを意図しています。eVisionの初心者は、ユーザ ーガイドとC++ガイドを手元に置いて参照してください。 1.2 ネームスペースとオブジェクトのネーミング eVision.NETオブジェクトは、ネームスペースの一部です。Euresysネームス ペースはeVisionネームスペースを含んでいます。すべてのeVision クラスは これらのネームスペースの一部で、場合によっては適用可能なサブネームス ペースにあります。 また、ほとんどの名前の頭に付いていた「E」は、ネームスペースでは古く なるので除去されました( これはeVision クラスを特定して、名前の重複を防 止するのに使用されたものです)。 各クラスにおいて、C++ と.NETメソッドのネームは同じです。 第2章では、C++ と.NETのネーミングと機能の違いをリストアップして各ラ イブラリの詳細を明らかにしています。 第3章には、C++オブジェクト、グローバルファンクション、グローバル変 数名、およびそれらの対応する.NETネーム(それらが定義されるネームスペ ースを含む)を示す表を挙げています。 1.3 プロパティ 以下のパターンに従って定義されるeVision C++メソッド SomeType GetProperty( ) void SetProperty(SomeType value) は、C++変数のような雰囲気のある.NETプロパティに置き換えられて います。たとえば、画像の幅にアクセスするには以下のようにできます: width = roi.Width; // C# これは以下の代わりです ページ 4 Copyright Euresys s.a. 2004 eVision .NET移植ガイド width = roi.GetWidth( ); // C++ また、以下のように書くことができます: roi.Width = width; // C# これは以下の代わりです: