植生侵入状况.PDF

１.４ 植生侵入状況 －　23　－ １.４　植生侵入状況(1/5） １．４　植生侵入状況 ●調査結果概要 　　●調査概要 【植生の侵入経路】　以下の３タイプが確認された。 　① 飛来種子由来　→　地すべり周辺からの風散布型種子の飛来（ヤナギ科，カバノキ科） 【調査目的】 　② 森林下層植生・埋土種子由来→ 移動土砂に含まれる埋土種子の拡散 　 ① 地すべり発生から１年３ヶ月経過した地内の植生回復状況・侵入状況を確認し， 　③ 法面緑化植物由来　→　地内に残存する道路法面より拡散（ハギ，ヤマハンノキ等） 　 ② 今後の植生復元の推定及び緑化工の必要性を検討する上での資料とする。 【植生侵入の難易度を分ける条件】 【調査方法】 　 ① 水分環境 　 ① 地すべり地内の堆積物が広く分布して裸地化した箇所に５ｍ×５ｍの調査区（１０箇所）を設定し， ② 生育基盤の安定 ② 調査区内で確認された植物について，「種名」，「本数」，「植被率」を計測し，調査表にとりまとめた。 　 ③ 生育基盤（土壌）の粒径 【今後の植生遷移についての予想】 　　① 表土の残っている箇所については，埋土種子ならびに周辺からの飛来種子により森林回復は