実习课题レポート～トーチ伝送～.DOC

実習課題22 ～トーチ伝送～ 年 組 番氏名 目標：（この課題でできるようにしたい情報機器の操作目標を書きなさい。） 遠く離れた人との通信手段として何を使いますか。電子メール?手紙?電話?ＦＡＸ、いろいろな手段が考えられますね。 ここでは、電子的な方法が発明される以前の通信方法について調べ、通信を行うには何に注意しなければならないのか考えることにしましょう。 はじめに 武田信玄が敵の来襲を伝達する方法として”のろし”を用いたというのは有名な話である。人は昔から信号を伝達する方法手段として様々な視覚的な伝達方法を工夫してきた。 ”のろし”を発展させたもののひとつとして、”トーチ伝送”という方法がある。トーチ伝送の方法について調べてみよう。 トーチ伝送とは、Ａ、Ｂ２組の５本ずつのトーチを用いて、各組のトーチを何本か点灯して受信者に見せ、２４文字のギリシア文字を伝達する方法である。例えば、上図のようにＡ、Ｂ各組の点灯したトーチの本数がそれぞれ、２本と３本の場合、上表のようにθを表すことになる。 実習方法 ２組５本のトーチを用いて文字を伝達してみよう。 各班で受信者にみせるトーチの本数に対する文字の表を作成する。 各班で通信するための手順を決める。 （課題ファイル例touti.xlsの参考のシートに、手順の例がある。） 実際に同じ班の仲間に文字を順番に伝送する。 他の班の仲間と通信してみる。 他の班との通信にあたって、工夫した点、問題点などをまとめる。 １組（５本）のトーチがあれば、２組使わなくても２５文字の伝送可能である。方法を考えてみよう。（課題ファイル例touti.xlsの参考のシートに、例がある。） 報告書の作成 ～各自次の項目について報告書を作成すること～ 通信方法の変遷について、目視的方法と電子的方法とに分け、その特徴についてまとめなさい。 自分たちで作成したトーチの点灯数に対する文字の表を記しなさい。 他の班との伝送にあたって工夫した点、問題になった点があれば述べなさい。 確認テスト 問題 １組（５本）のトーチを使った文字の伝送について以下の問いに答えよ。 ５本のトーチの点灯によってアルファベットを伝送することは可能か。可能であればその理由と方法を述べよ。 〔５本のトーチの点灯パターンを考えると、２５＝３２通りある。アルファベットは２６文字なので可能である。方法の例は下図〕 点灯パターン 文字 点灯パターン 文字 点灯パターン 文字 ● ● ● ● ● 未使用 ● ● ● ● ● ｋ ● ● ● ● ● ｖ ● ● ● ● ● a ● ● ● ● ● ｌ ● ● ● ● ● ｗ ● ● ● ● ● b ● ● ● ● ● ｍ ● ● ● ● ● ｘ ● ● ● ● ● c ● ● ● ● ● ｎ ● ● ● ● ● ｙ ● ● ● ● ● d ● ● ● ● ● ｏ ● ● ● ● ● ｚ ● ● ● ● ● e ● ● ● ● ● ｐ ● ● ● ● ● 未使用 ● ● ● ● ● f ● ● ● ● ● ｑ ● ● ● ● ● 未使用 ● ● ● ● ● g ● ● ● ● ● ｒ ● ● ● ● ● 未使用 ● ● ● ● ● h ● ● ● ● ● ｓ ● ● ● ● ● 未使用 ● ● ● ● ● ｉ ● ● ● ● ● ｔ ● ● ● ● ● 開始?終了 ● ● ● ● ● j ● ● ● ● ● ｕ ５本のトーチの点灯によって理論上は何種類の記号や文字を伝送することができるか答えなさい。 〔３２種類〕 現在も、目視的な方法によって通信を行う場合がある。その例をあげなさい。 〔発光信号、手旗信号など〕 電子的な通信方法が発達している現在も目視的な通信を使っているのはなぜだと思いますか。あなたが考えたことを述べなさい。 〔高度なメカニズムを必要としないので、故障がなく、いざというときに頼れる。〕 自己評価シート あてはまるものにチェックを入れなさい。（自分が何について理解し、できるようになったかを振り返るものです。正直に答えること） 遠く離れた人との通信手段を５つ以上あげることができた。 いろいろな通信手段についてその特徴を述べることができた。 トーチ伝送の手順について理解できた。 トーチ伝送を行うための取り決めを班で話し合うことができた。 実際にトーチ伝送の模型を使って通信を行うことができた。 他班と通信を行うことができた。 他班と通信を行ったが特に問題はなかった。 他班と通信を行ったところ、問題点が生じた。 他班との通信での問題点を話し合い、解決できた。 １組（５本）のトーチでアルファベットを送信す