偏差（VARIANCE）とは标准偏差（SD）とは.DOCVIP

偏差（VARIANCE）とは、標準偏差（SD）とは？ かず 11/20/2006 http://www.estat.us/ スコアの散らばりの度合いを示す 1 平均からの距離 2 スコアの散らばりの度合いを示す 偏差（VARIANCE）とは、標準偏差（SD）は、どちらとも、スコアの散らばり具合を示す統計です。（SDの２乗）が偏差という関係にあります。 「スコアの散らばり」とはどういう意味でしょうか。 スコアという言葉を使いましたが、ここでは、例えば学力スコアの点をイメージしています。身長や体重などの例を使ってもかまいません。 どちらのグループがスコアの散らばりが大きいでしょうか？ Aグループ A君 50 B君 60 C君 70 Bグループ Dさん 100 Eさん 10 Fさん 50 Bグループのほうが、散らばりの具合が大きいことがわかります。極端なスコアがあるから、分かります。Aグループのほうは、テストの点の差がそれほどありません。 では、これはどうでしょう？ Aグループ A君 51 B君 58 C君 68 Cグループ Dさん 33 Eさん 12 Fさん 19 目で見ただけではわかりませんね。だからこそ、ちゃんとした数字で、表す必要性があるわけです。 でも、なんでそんな数字がいるか、、、ということにも答えておきましょう。教育の例でいいますが、クラスにいる生徒の学力が、どのように「散らばっているか」は大切な問題です。あまりに、生徒の学力の差が大きいと、教えるのが大変です。このように実際的な理由で、そういう統計を取るという理由が一つ。 もう一つ、これは大切なことなのですが、リサーチをするためには、ある程度の散らばりを持つ現象を選ぶ必要があります。例えばですが、学校間の学力差について研究するならば、学校間の学力に違いがないと研究になりません。研究者にとっては、「散らばり」の度合いが大きければ大きいほど、研究しがいのあるトピックになります。 最後に、スコアから平均を引き、標準偏差（SD）で割ると、スコアを標準化することができます。このことは、大切なことですので、後でしっかり勉強します。 平均からの距離 標準偏差（SD）の２乗が偏差（VARIANCE）ですから、どちらも途中までは計算方法が同じです。 散らばり具合は、いかに、それぞれのスコアが、スコアの平均点から離れているかで、決定します。距離が短ければ、散らばりが小さいということになり、距離が遠ければ散らばりが大きいということです。 再び、AグループとBグループを比べてみましょう。 Aグループ A君 50 B君 60 C君 70 平均点は６０点 Bグループ　 Dさん 100 Eさん 10 Fさん 50 平均点は５３．３３３です。 平均からの距離はどうでしょうか？？？？ Aグループ 平均点は６０点 平均からの距離 A君 50 50-60=-10 B君 60 60-60=0 C君 70 70-6=10 Bグループ　 平均点は５３．３３３です。 平均からの距離 Dさん 100 100-53.333=46.666 Eさん 10 10-53.333=-43.333 Fさん 50 50-53.333=-3.333 目で見ただけでも、Bグループのほうが、それぞれのスコアから、スコアの平均点が大きいのが分かります。この大きさの度合いを、どうやって数量化したらよいでしょうか？ 一つ簡単なのは、平均からの距離について、マイナスの記号をとってしまってから、平均をとるのも良いかもしれません。（実際は、そうしません。）がとりあえず、やってみましょう。 Aグループ (10 + 0 + 10) / 3 = 6.666 Bグループ (46.666 + 43.333 + 3.333) / 3 = 31.11 やっぱりBグループのほうが散らばりの度合いが大きいですね。 実際には、上のような計算はしませんが、考えかたは同じです。以下に、統計学者が実際に採用している方法を紹介します。散らばりの具合を示す統計を出すための方法です。Aグループのデータで考えます。平均からの距離をだすところまではOKです。 （以下は後日、またUPDATEします。今のところ、理由付けがかけていません。） Aグループ 平均点は６０点 平均からの距離 A君 50 50-60=-10 B君 60 60-60=0 C君 70 70-60=10 次に平均からの距離を２乗します。そうすることで、目障りなマイナスサインをなくしてしまうのです。 平均からの距離 ２乗 A君 50 50-60=-10 -10 x -10 = 100 B君 60 60-60=0 0 x 0=0 C