图书馆运营方针-丸龟立图书馆.DOCVIP

これからの時代に求められる 丸亀市立図書館運営のあり方について 平成21年12月18日 丸亀市図書館協議会 目　　　　　　次 はじめに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２ １　公立図書館のあり方　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２ （１）丸亀市立図書館の基本的考え方　　　　　　　　　　　　　　　　２ （２）図書館の役割と機能　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３ ２　丸亀市立図書館の現状と課題　　　　　　　　　　　　　　　　　　４ （１）利用状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４ （２）図書館資料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５ （３）実施事業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５ （４）職員　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６ （５）館別の状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　６ （６）施設　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７ （７）課題　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７ ３　丸亀市立図書館の合理化とその評価　　　　　　　　　　　　　　　８ （１）丸亀市行政改革大綱、集中改革プラン　　　　　　　　　　　　　８ 図書館運営の見直し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９ 嘱託職員方式について　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９ 派遣職員方式について　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９ 業務委託について　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10 指定管理者制度について　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10 （７）市民との協働　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11 ４　「丸亀市立図書館の将来像」とその実現に向けての今後の運営形態　11 （１）図書館の将来像　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 11 （２）３館の特性を踏まえた運営形態　　　　　　　　　 　　　　　 　12 （３）これからの図書館事業について　　　　　　　　　　　　　　　　13 まとめ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　15 はじめに 　 丸亀市立図書館は、平成17年3月の丸亀市、綾歌町、飯山町の合併以来、中央図書館、綾歌図書館、飯山図書館の3館体制で、地域に密着した「市民の図書館」として、図書館奉仕、障害者サービスの充実、「子ども読書活動推進計画」の策定?実施と、すべての市民に優しい図書館づくりに努めてまいりました。 　しかしながら、長引く経済不況は自治体の財政に大きく影を落とし、本市でも平成18年には丸亀市行政改革大綱が策定され、「市民にとって真に必要なサービスを最少の経費で、最大の効果が発揮できる市民本位の市政を実現する」ことが目的とされ、「全庁的な取組」、「財政の健全化」、「地方分権時代に対応できる行政システムの構築」、「協働システムの構築」及び「情報提供の推進」が行政改革の課題として掲げられました。 　また、平成18年3月には丸亀市行財政改革推進計画（以後、「集中改革プラン」という。）が策定され、図書館においては、「図書館業務の民間活用」、「市民団体との協働などによる図書館運営の見直し」そして「図書館の開館日の拡大」の推進が求められました。これを受けて中央図書館では、平成18年度から第1?第3月曜日を開館することとし、また「図書館業務の民間活用」及び「市民団体との協働などによる図書館運営の見直し」についてはこれまでの間、様々な手法を協議?検討をしてまいりました。 　こうした状況を踏まえ、「これからの時代に求められる丸亀市立図書館運営のあり方」について、丸亀市立中央図書館長より諮問があったので、図書館協議会の意見をとりまとめ次のとおり答申いたします。 １　公立図書館のあり方 （１）丸亀市立図書館の基本的考え方 　　　公立図書館は、乳幼児から高齢者まで、市民すべての自己教育に資するとともに、市民が情報を入手し、芸術や文学を鑑賞し、地域文化の創造に関わる場であります（知識と情報を収集し、整理し、市民が必要な時にスムーズに取り出し、活用していただく）。また、公費によって維持される公の施設であり、市民は誰でも無料でこれを利用することができます。（日本図書館協会「公立図書館の任務と目標」より） 丸亀市立図書館は、図書館法の規定に基づき、図書?記録?その他必要な資料を収集?整理?保存して広く市民の利用に供し、その教養?調査研究?レクリエーション等に資することを目的としています。これは、図書館の主役が市民であることを認識し、市民の役に立つ図書館であることを最優先の課題とし、すべての市民に活用される丸亀市の情報基盤を形成