实践事例学习指导案3年1组理科学习指.PDF

下関市立山の田中学校 平成 ２６年度授業づくり拠点校 （活用力研究事業）実践事例 指導者 中村 秀成 学習指導案 ３年 １組 理科学習指導案 １ 単元 地球と宇宙 ２ 単元構成の意図 ① 生徒観 小学 ３年生で 日陰の動きが太陽の運動によって変わること、 ４年生で 月の形が変化すること、星の明るさや色が違 うこと、星座の形は変わら ないこと、 ６年生では、月の満ちかけが太陽 ・月 ・地球の位置関係によ って起こることを学習 している。中学 ３年で、地球は １日を周期 として 自転 していること、 １年で太陽の周 りを公転 していることを学習 してい る。「太陽の １日の動きを調べよう」の実習では、地球儀 と透明半球を使 用 して、今回の授業 と同じような実習方法で太陽の １日の動きを調べて いる。 さらに、太陽の高度が垂直に近いほど、地面が得るエネルギーが 大きくなることも学習 している。生徒は、南中高度や昼の長 さの違いか ら季節による温度変化を理解できるのではないかと思われる。 ② 教材観 本単元は、星の見かけの動きの観測や写真などの資料から天体の動き を理解するだけではなく、それ らの現象が地球の自転 ・公転及び地軸の 傾きによって起こる現象であることを理解 させる。 しかし、天体の動き や季節による変化の継続的な観測は難 しく、太陽の季節による軌道変化 においても指導が必要である。 ③ 指導観 指導にあた り、 自分を地球上の １点から天体を観察する視点、宇宙空 間の １点から広 く俯瞰する視点、この ２つの視点からイメージを助け、 天体の見え方や動きを理解 させたい。また、太陽の 日周運動の季節変化 を視覚的にとらえるために、モデルを使用 し考えさせたい。季節による 気温変化は、昼の長 さの違いや太陽の高度の違いによるものである。こ れ らの違いは、地軸の傾きが原因であるが、詳 しくは触れず、本時以降 の課題 とする。実験結果から考えられることを自分の言葉で表現するこ とを大切にし、班のメンバーの考えを聞くことで現象をより深 く考えさ せたい。 ３ 単元目標 観察 ・実験に積極的に関わり、昼間の長 さや南中高度の違いから季節で の温度変化について説明できる。 ４ 指導計画 ① 宇宙の謎 を追って １時間 ② 太陽や星は １日の うちにどのように動いて見えるのか ５時間 ③ 季節によって星座が移 り変わるのはなぜか ２時間 ④ 冬になると日が短 くなるのはなぜか ３時間 （本時 ２／ ３） ５ 本時案 （１）題材名 「季節の違いによる温度変化が起こるのはなぜか。」 （２）主 眼 下関での夏 と冬、シ ドニーでの夏 と冬の太陽の一 日の動きか ら、季節による気温変化について具体的に説明できる。 （３）準 備 地球儀、小型透明半球、ホワイ トボー ドマーカー、ＬＥＤ懐 中電灯、スタン ド、球面分度器、曲面定規 （４）学習の展開 学習内容及び学習活動 指導上の留意点 １ 下関 （北緯 ３４度） とシ ドニ ・北半球 と南半球 とで夏 と冬が逆に ー （南緯 ３４度）の月別の平均 なっていることを確認する。 気温を示す資料を提示する。 課題 夏は気温が高く、冬は気温が低いのはなぜだろうか？ ２ 本時の課題を確認する。 ３ 経験 としての夏 と冬