过渡解析歴史2010.3.10_5.13.pptVIP

シミュレーションと実器 ?シミュレーションによるハードウェア設計 →半導体分野では一般的 →電力分野：遮断器電極構造等 ?シミュレーションによる制御系設計 →ディジタル制御回路設計では既に一般化 例) インバータ / コンバータ制御回路 ICリレー回路 自動車のブレーキ / アクセルディジタル制御 電力系統における過渡現象解析の歴史と最近の動向 同志社大学　雨谷 昭弘 (1) 1910年代～1940年代 (2) 1950年代～1970年代 (3) 1980年代～2000年代 (4) 今後の動向 (5) 日本の状況 1910年代～1940年代 表1．過渡現象解析の歴史 Table 1 History of transient analysis 年代 研究内容 研究者名 参考（文献） 1900 演算子法（ヘビサイド変換） Heaviside (14), (15) 1910 雷観測?サージ測定機器 Boys, Peters, Dufour (4)~(7) 雷現象?サージ観測 Lewis, Schonland (2), (20) 変圧器?機器 Blume, Rudenberg (3) 進行波理論 Bewley (1) 雷害対策?機器保護 (8), (9) 線路サージ過渡電圧，過渡現象全般 Bewley, Rudenberg, 林 (1), (10), (21), (26) 対称座標変換法 Fortescue, Clark (12), (13) 線路インピーダンス，アドミタンス Carson, Pollaczek, Wise, Sunde (16)~(19), (22) 接地系 Bewley, Sunde, Tagg (1), (19), (23) 電力分野 通信分野 演算子法　Heaviside 進行波　Bewley 過渡現象　Rudenberg 時間領域過渡解 近似解 導体インピーダンス Schelknoff 大地帰路インピーダンス Carson, Pollaczek 大地帰路アドミタンス Wise 周波数領域　定常解 厳密解 (1) 1950年～1969年 サージ計算盤 TNA アナログ計算機 1950年代～1980年代 ディジタル計算機 a) 周波数変換法 b) 時間領域法 c) モード理論 a) 周波数変換法 (1) 計算所要時間：FFT (2) 計算精度：ラプラス変換 (3) 非連続／非線形：折線近似 (4) 周波数帯域：指数／対数形変換 b) 時間領域法－EMTP (1) 回帰型コンボリューション (2) TACS (MODELS) (3) 素子モデル (2) 1970年代 表2．自作開閉サージ解析プログラムの一例（1972年）(52), (53) Table 2 An example of a switching surge analysis program developed by one person in 1972 注)→は自作プログラムを意味する。 EMTP 1．基本構造：Dommel 2．開発環境整備：Scott-Meyer 3．架空線定数：Dommel 4．ケーブル／架空線定数：Ametani 5．周波数依存線路モデル：Semlyen, Ametani, Marti 6．機器モデル：Dommel, Bandwajn, Lon 7．制御系：Dube EMTP線路モデル 1970年代 回帰形コンボリューションの原型： A.Semlyen，A.Ametani 変換行列周波数依存効果導入法の原型： A.Ametani 1980年代 回帰形コンボリューションの改良： J.Marti，J.Hauer，L.Marti 相領域線路モデルの原型： H.Nakanisi，A.Ametani 1990年代 回帰形コンボリューションの改良/ 一般化 → 周波数依存回路網： B.Gustavsen，T.Noda 機器モデル 1970年代 変圧器：H.W.Dommel 同機器：V.Brandwajn，M.C.Hall アレスタ：D.P.Carroll 制御系：L.Dube 1980年代 ユニバーサルマシン：H.K.Lauw 変圧器： V.Brandwajn，N.Mohen，T.H.Liu アレスタ：A.G.Phadke 数値計算法 1960 - 1970年代 大行列処理(スパース行列): W.F.Tinney，J.W.Walker，W.SeoU-Meyer 1970年代 数値不安定： W.F.Long 1980年代 数値不安定： F.Alvarado， V.Brandwajn 大行列： W.F.Tinney， V.Bran