高齢者の食料品日用品の買い物行動と交通手段選択の要因-GIS科研.pdfVIP

高齢者の食料品・日用品の買い物 行動と交通手段選択の要因分析 －千葉県柏市を対象に－ 2013.02.16 GIS-ASA科研・平成24年度全体報告会 ＠東京大学柏キャンパス 李 召熙 はじめに • 超高齢社会に突入 – 日本の高齢人口割合は 23% （平成22年度国勢調査）。 – 千葉県柏市の高齢人口割合は20％。 • 高齢者のモビリティ確保の重要性 – 買い物弱者の増加－食料品等の日常の買い物が困難な状態 – 他の活動や健康的な生活の維持（生活の質を向上） • 高齢者の行動圏の縮小による高齢化に対応した生活圏 サービスのあり方を検討する必要がある。 《研究目的》 非集計データ（アンケート調査）を用いて 高齢者と非高齢者における食料品・日用品の買い物行動を 把握し、利用交通手段選択の差異を明らかにする。 2 対象地域 －千葉県柏市 3 利用データ • アンケート調査 個人属性（年齢、性別、年収、勤務状況、住宅類型、居 住満足度） 移動に関する項目（利用交通手段、外出頻度、重要度） • 道路網 ESRIジャパン株式会社 ArcGISデータコレクション プレミアムシリーズ 2010 • 食料品・日用品の店舗 株式会社 JPS 日本スーパー名鑑ポイントデータ 2011 4 利用データ（参考）  日本スーパー名鑑ポイントデータ 「日本スーパー名鑑」（株式会社商業界発行） セルフサービスを採用する売場面積231m2 （70坪）以上，もしくは 年商１億円以上の店舗で，ＧＭＳ，食品スーパー，生協・農協，ド ラッグストア，ディスカウントストア， ホームセンター，衣料スーパ ーなど，主要1,392企業の39,736店舗が収録されている． 食品を主体にした店舗，衣料と雑貨を主体にした店舗に２区分 ○食品 ＝ 生鮮三品のいずれかを扱っている店舗 （主に食品スーパーマーケット） ○衣料 ＝ 生鮮三品を扱わず衣料の売上げが15％以上の店舗 （衣料スーパー） ○雑貨 ＝ 生鮮三品を扱わず雑貨の売上が15％以上の店舗 （ドラッグストア、ホームセンター） 5 居住実態と都市内移動に関する アンケート調査の概要 第一次調査 第二次調査 調査地域 東京23 区，千葉県柏市 東京23 区，八王子市 40 ～44歳の男女800人， 40 ～44歳の男女840人， 調査対象者 65歳以上の男女1,600人 65歳以上の男女1,680人 調査実施期間