水象-北九州.PDFVIP

6.7 水象 6.7.1 調査の結果の概要 (1)調査手法 1)調査事項 ① 水象の状況 対象事業実施区域周辺の水象の現状を把握するため、以下の事項を調査した。 ・潮位、流況、流入河川水量 2)調査方法 ① 水象の状況 A.既存資料調査 対象事業実施区域周辺の潮位、流況、流入河川水量について、下記資料等の調査結果の収集 並びに当該情報の整理及び解析を行った。 ・「平成 21 年度港湾計画環境アセスメント現況調査その 1(潮流)業務委託」（北九州市港湾空 港局） ・「平成 21 年度関門航路計画環境調査」（九州地方整備局関門航路事務所） ・「響灘エリアにおける発電所事業に係る環境調査業務委託」（北九州市環境局） ・「北九州港港湾計画資料（その２）－改訂－」（平成 23 年 12 月 北九州港港湾管理者 北 九州市） B.現地調査 対象事業実施区域周辺の流況について現地調査を行った。調査方法は表 6.7.1-1 に示すとお りである。 表 6.7.1-1 水象の調査方法 調査項目 調査方法 測定層 備 考 自記式電磁流速計による 15 昼夜連続 上層：海面下 2m 流況 測定。測定間隔は 10 分間。 下層：海面下 7m 3)調査地域 調査地域は事業計画と潮流の特性を踏まえ、潮流に係る環境影響を受けるおそれがあると認め られる地域として、対象事業実施区域周辺とした。 4)調査地点 ① 水象の状況 A.既存資料調査 調査範囲は対象事業実施区域周辺とし、潮位については図 6.7.1-1 に示す 16 地点、流況に ついては図 6.7.1-2 に示す 13 地点の調査結果を収集した。 6.7-1 B.現地調査 調査地点は図 6.7.1-2 に示す対象事業実施区域周辺の 2 地点とした。 5)調査期間等 ① 水象の状況 A.既存資料調査 入手可能な最新の資料を収集した。 B.現地調査 現地調査は夏季に 1 回とした。調査期間は表 6.7.1-2 に示すとおりである。 表 6.7.1-2 水象の調査期間 調査時期 調査実施日 備 考 夏 季 平成 25 年 7 月 19 日～8 月 4 日 6.7-2