AIDS周辺分野医疗临床研究.pdfVIP

＊＊九九州州ブブロロッックク版版＊＊ ＊＊九九州州ブブロロッックク版版＊＊ AIDS周辺分野の医療と臨床研究、情報発信の充実をめざして 国立病院九州医療センター 　 臨床研究部長　　岡田　靖 ◆エイズブロック拠点施設として7年目を迎え にたった臨床治験の実施をめざします。ご指 ました。この間にエイズ治療は確実に進歩 導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。 し、直接死亡率の減少とともにC型肝炎から肝 がんへの移行の問題など、エイズ周辺分野の CONTENTS 医療の問題がクローズアップされてきまし た。当センターはエイズ・災害のブロック拠 ● AIDS周辺分野の医療と臨床研究、 ････1 点施設ほか、血液・造血器、肝、がん、感覚 情報発信の充実をめざして 器、成育、免疫異常など10の専門医療分野の ● 血友病の遺伝子治療 ････2 政策医療が機能付与されています。エイズ分 野ではこれまでも感染症対策室がカウンセリ ････4 ング、研修・講演等を精力的に行ってまいり 　　　　　　　　　　　　　 ましたが、今後は周辺分野を含めた広い範囲 の情報提供や外部医療機関との連携が求めら ● 看護研修（5日間コース）に参加して　　 ････6 れています。また高度総合診療施設である当 　　　　　　　　　　　　 　 院では診療科横断的な医療情報を提供できる ● 第13回National HIV/AIDS Update ････7 環境づくりが必要です。 　　　Conferenceに参加して ◆本年4月より臨床研究部内に設置された情報 発信センターは、医療情報室と一部組織を共 ● 17回九州ブロックエイズ拠点病院 ････9 有し、院内ネットワークの推進とともに、外 部医療機関や患者さんへの積極的な情報発信 を進めるプロジェクトです。今後はエイズ診 ● 第８回福岡HIV保健医療福祉 ････10 療等に役立つ情報もこれまで以上に広く発信 　　ネットワーク会議報告　 できる環境づくりに努めていきたいと思いま す。また平成10年より治験管理室が臨床研究 ● 九州ブロック拠点病院案内 ････11 部内に設置され、本年度は2名のコーディネー （長崎県） ターが定員配置される予定です。感染症対策 　　　 室、治験管理室が連携し、責任医師との治験 ● I