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平成 18 年度春期ソフトウェア開発技術者試験午前解答解説（問 1～47） 問 1 イ 浮動小数点表示法 2 つの 16 進数を２進表記すると下図のようになる。 16 進数表記 ２進数表記 45BF0000 0100 0101 1011 1111 0000 0000 0000 0000 0100 0001 0011 0000 0000 0000 0000 0000 これを問題の浮動小数点表示法に照らし合わせると，下図のようになる。 16 進数表記 S 指数部 仮数部 浮動小数点表記 45BF0000 0 1000101 1011 1111 0000 0000 0000 0000 0×２５ 0 1000001 0011 0000 0000 0000 0000 0000 0×２１ 69―64＝５ 65―64＝１ ｅ―６４ それぞれの指数は２ と２ （２ より）となる。計算を行うためには指 1 4 ５ 数の大きい方に小さい方を合わせる必要があるため の指数２ を 2 倍して２ とし仮数部を２－４倍，つまり右へ４ビットシフトすることになる。 0 1000001 0011 0000 0000 0000 0000 0000 指数部を合わせる 仮数部を右へ４ビットシフトする 0 1000101 0000 0011 0000 0000 0000 0000 0000 ＋ 45BF0000 0 1000101 1011 1111 0000 0000 0000 0000 合 計 0 1000101 1100 0010 0000 0000 0000 0000 ４ ５ C ２ ０ ０ ０ ０ したがって，加算した結果は “45C20000”となり，イが正解となる。 問 2 エ 負の整数の表現 1101 をa～c の各表現で解釈したときの値を求める。 ａ：２の補数なので，全てのビットを反転し１を加える。 （1101） ＝－（0011） ＝－3 2 2 ｂ：１の補数なので，全てのビットを反転する。 （1101） ＝－（0010） ＝－2 2 2 ｃ：先頭ビットが符号，残りが絶対値を表す。 （1101） ＝－（0101） ＝－5 2 2 値の大小関係は，c ＜a＜b となるため，エが正解となる。 問３ ア next(n) と等しい論理式 問題文で定義された next(n)は，０≦ｎ＜255 ではｎ＋１を表し，ｎ＝255 では０となる。 それぞれの論理式について検証する。 ア：255 を2 進数表現するととなる。元の数ｘに対してｙ＝１との論理積を考え 1 るとｘ＝１の場合ｘ AND ｙ＝１，ｘ＝０の場合ｘ AND ｙ＝０となる。つまりｎ＋１ が２進表記で８桁を越えない 255 以下，言い換えるとｎが 255 未満の場合，（ｎ＋１）AND 255 は，元の数ｎ＋１が再現されることが分かる。しかし，ｎ＝255 の時 n+1=256，２進 表記すると９桁の 100000000 となるため，８桁の を９桁に合わせ 0