(高度电子机械产业集积形成基本计画).pdfVIP

基 本 計 画 １ 産業集積の形成又は産業集積の活性化に関する目標 （１）地域の特色と目指す産業集積の概要について （地理的条件，既存の産業集積の状況，インフラの整備状況等地域の特色について） ① 地理的条件 集積区域は，東北地方の行政，経済，学術，文化等各分野の中枢機能を集積し発展してき た仙台市を中心に，広域行政圏の仙台地域，仙南地域，大崎地域，石巻地域に所在する一部 の市町村及び栗原地域からなる。 地理的には，仙南地域と大崎地域が南北から仙台地域に隣接し，その北部に栗原地域が， 太平洋沿岸に向かって東部には石巻地域が位置する。集積区域を形成する市町村は，東北縦 貫自動車道及び東北新幹線に沿って南北に広がっており，西部には恵まれた自然環境を有す る奥羽山脈を，東部の太平洋岸には海の玄関口仙台塩釜港（仙台港区）及び東北の拠点空港 である仙台空港を擁する地域である。 集積区域の南北に位置する白石市及び大崎市には，それぞれ仙南地域，大崎地域の中心的 地方都市として，東北縦貫自動車道インターチェンジ，東北新幹線駅が整備されており，両 市から仙台市までは東北縦貫自動車道を利用して３０分程度，東北新幹線では１５分程度の 時間で到達することができる。集積地域の北部にある栗原市も同様に東北縦貫自動車道イン ターチェンジ，東北新幹線駅が整備されており，仙台市までは東北縦貫自動車道を利用して ４０分程度，東北新幹線では２５分程度で結ばれている。また，石巻地域と仙台市は東北地 方の太平洋沿岸に伸びる三陸縦貫自動車道で結ばれている。 ② 産業の存在 集積区域における平成１７年の製造品出荷額等は２兆２，３５４億円であり，本県全体 の製造品出荷額等である３兆５，７０３億円の約 6 割を占め，本区域は本県の重要な工業 集積地域となっている。 とりわけ，一般機械器具製造業，電気機械器具製造業，情報通信機械器具製造業，電子部 品・デバイス製造業及び精密機械器具製造業の製造品出荷額等は７，７８３億円と，本県全 体の約７割を占めており，集積形成の核となる企業を中心として高度電子機械産業の集積が 進展している。 ③ 大学，高等専門学校，工業高校の存在 集積区域には，多くの指導的人材の育成と世界的研究成果を有する東北大学をはじめ， 理工系学部を有する大学として，東北工業大学，東北学院大学，東北文化学園大学及び宮 （みやぎ高度電子機械産業集積形成基本計画） 1 城大学があり，高度な教育の集積がある。 また，宮城工業高等専門学校，仙台電波工業高等専門学校が存在し，宮城県工業高等学 校，仙台市立工業高等学校，白石工業高等学校，古川工業高等学校及び鶯沢工業高等学校 とともに，高度電子機械産業の集積促進に不可欠な人材育成と確保を重層的に行い得る環 境が整っている。 ④ 学術研究機関の存在 東北大学は，世界最高水準の研究拠点として，戦前から金属材料研究所等の研究成果を活 用した大学発ベンチャー企業が設立されるなど，我が国における産学連携の礎を築いた実績 を有している。 また，東北地方全体が我が国の頭脳（研究開発）と産業の国際拠点を目指した「東北イン テリジェント・コスモス構想」を具現化するため設立された，（株）インテリジェント・コ スモス研究機構（ＩＣＲ）や大学等の研究開発資源を活用するため，半導体や電子部品等の 世界的な企業の研究所などが多数立地している。 ⑤ 工業用地等の存在 高度電子機械産業の集積形成及び活性化は，当該産業及び関連企業の新たな企業誘致や既 存事業の拡大等によって具体化されることから，集積区域には，これらの企業ニーズに応え られる工業用地等が存在していることが重要である。 集積区域においては，新たな企業誘致や既存事業の拡大等に対応するため，既造成工業用 地が多数存在し，現在２７３ha が提供可能である。 また，新たに(仮称)大和リサーチパークの造成事業が進められている。 ⑥ 道路・港湾・空港等のインフラ整備 ａ 道路