梅毒第3期_頚部節反応病変梅毒反応病変期梅毒课件.ppt

梅毒第3期における頚部リンパ節の反応病変 長谷川章雄 小田原市立病院病理診断?臨床検査科 主訴：頚部リンパ節腫脹 患者：73歳、男性 職業：中国で飲食店経営し、3ヶ月に1回ぐらい訪中、国内でもビジネスホテルなどを経営している。 生活歴：3,4年前に中国で現地の中国人とコンドームを付けずに性行為をしたことがある。それ以外にも過去2,3年間に(国内の？)風俗店でSTDに感染する可能性のある行為をした記憶がある。 ? 現病歴： 　2週間ほど前から前頚部から顎下腺領域にかけてのリンパ節が腫脹をはじめ、1月11日に近医から当院の耳鼻科に悪性リンパ腫の疑いで紹介されてきた。CT上で多発性のリンパ節腫脹があり、血清IL-2レセプターの高値が認められたので、悪性リンパ腫を疑って、1月25日にオトガイ下リンパ節を生検した（1回目リンパ節生検）。 １月１１日喉頭鏡 退院後、全身に紅斑が出現し、また2ヶ月ほど前から左口角に腫瘤ができてきたということで当院皮膚科を受診した。皮膚科はリンパ腫、梅毒、類皮嚢胞を疑い同部を2月12日に生検するとともに、梅毒の血清検査を行ったところ、FTA-abs (Fluorescent Treponemal Antibody-absorption test) 陽性、ワッセルマンガラス板法3+、TPHA+/-（すべて定性検査,1/21）、更にはTPHA定量 640倍との結果が得られ(3/13)、梅毒第3期の診断に到達した。 耳鼻科においては2月26日に再度悪性リンパ腫を否定するために右頚部リンパ節の生検をやった（2回目リンパ節生検）。その後内科外来にて2月12日から5月15日までサワシリン750 mg/日の投与を行い、口唇の梅毒結節は消失し、STS 1+, TPHA 640倍となった(5/27)。なお、神経内科的にはTabes dorsalisの徴候はなかった。8月7日の検査結果はSTS 1+, TPHA 320倍, FTA-Abs 320倍(Western Blot, 定量), IL-2レセプター x336であった(7/3 採血)。 臨床検査 – 感染症関連 １回目のリンパ節生検 １回目のリンパ節生検 １回目のリンパ節生検 １回目のリンパ節生検 １回目のリンパ節生検  口角の皮膚生検 口角の皮膚生検 口角の皮膚生検 口角の皮膚生検 口角の皮膚生検 口角の皮膚生検 ２回目のリンパ節生検 ２回目のリンパ節生検 ２回目のリンパ節生検 ２回目のリンパ節生検 ２回目のリンパ節生検 ２回目のリンパ節生検 文献的考察 Ioachim’s Lymph Node Pathology(Lippincott, 2009) Starr ReportNarrativeI. Nature of President Clintons relationship with Monica Lewinsky (A service of the U.S. Government Printing Office).  C. Sexual Contacts 1. The Presidents Accounts SNIP 2. Ms. Lewinskys Account Ms. Lewinsky testified that her physical relationship with the President included oral sex but not sexual intercourse.(38) According to Ms. Lewinsky, she performed oral sex on the President; he never performed oral sex on her.(39) Initially, according to Ms. Lewinsky, the President would not let her perform oral sex to completion. In Ms. Lewinskys understanding, his refusal was related to trust and not knowing me well enough.(40) During their last two sexual encounters, both in 1997, he did ejaculate.(41) 結語 臨床経過と臨床病理学的検査結果を照合しながら、リンパ節と口角皮膚の病理組織標本をretrospectiveに見直すことにより、ここに見られるリンパ節被膜と実質に及ぶ高度の非特異的慢性炎症像（“Scleroadenitis”）は梅毒に伴う反応