平成22年乳幼儿身体发育调查报告书-厚生劳动.PDFVIP

資料１ 平成22 年乳幼児身体発育調査報告書（概要） １．調査の概要 （１）調査の目的 この調査は、全国的に乳幼児の身体発育の状態を調査し、我が国の乳幼児の身体発育値 及び発育曲線を明らかにして、乳幼児保健指導の改善に資することを目的とする。 （２）調査の時期 平成22 年９月１日～30 日 （３）調査対象及び調査事項 ①一般調査 全国の生後 14 日以上小学校就学前の乳幼児7,652 人の生年月日、身長、体重、運動・ 言語機能、栄養法、母の状況等 ②病院調査 全国の 146 の産科標榜病院で出生し、平成22 年９月中にいわゆる 1 か月健診を受診し た乳児4,774 人の生年月日、身長、体重、娩出方法、栄養法、母の状況等 （４）調査の方法 厚生労働省雇用均等・児童家庭局で企画し、都道府県及び保健所を設置する市に委託し て実施した。一般調査については、原則として乳幼児の一斉健診による集団調査として行 った。 ２. 調査結果の概要 （１）乳幼児身体発育値（表１，表２） ・乳幼児の出生時の体重及び身長は平成12 年の調査に比べて若干減少しており、体重の平 均値は、男子で0.06kg、女子で0.05kg、身長は男子で0.3cm、女子で0.1cm 減少していた。 ・乳幼児の年・月齢別の体重及び身長は平成 12 年の調査に比べて全体的に若干減少してお り、１歳０～１月未満児の体重の平均値は、男子で 0.24kg、女子で 0.17kg、身長は男子で 0.6cm、女子で0.5cm 減少していた。 （２）乳幼児の運動機能・言語機能通過率（図１、図２） ・乳幼児の運動機能・言語通過率については、平成12 年の調査に比べてやや遅くなってい た。 （３）乳幼児の栄養法について ・母乳栄養の割合は、各月齢で平成 12 年の調査と比べて増加しており、４～５か月未満児 での母乳栄養の割合は、平成12 年は35.9％、平成22 年は55.8％であった。 （４）妊娠中の喫煙 ・妊娠中の喫煙率は、平成12 年の10.0％と比較して平成22 年は5.0％に減少していた。 （５）妊娠中の飲酒 ・妊娠中の飲酒率は、平成12 年の18.1％と比較して平成22 年は8.7％に減少していた。 ３．乳幼児の身体発育曲線（体重、身長）及び幼児の身長体重曲線 （図７、図８） ・図３～図６は、乳幼児の身体発育値のうち、体重及び身長について3，10、25、50、75、 90 及び97 パーセンタイル曲線を表したものである。 ・図７及び図８は、調査結果をもとに肥満度判定（やせ及び肥満の評価）のために作成した 身長体重曲線である。 1 表１ 平成１２年及び平成２２年の調査結果（平均値）比較 体重（ｋｇ） 年・月齢別、性別、年次別 男子 女子 年・月齢 平成 平成 平成１２年 平成 平成 平成１２年 １２年 ２２年 からの １２年 ２２年 からの のび のび 出生時 3.04 2.98 -0.06 2.96 2.91 -0.05 ０年１～２月未満 4.87 4.78 -0.10 4.60 4.46 -0.14 ２～３ 5.88