活动银河核AGN.PDF

活動銀河核 AGN Active Galactic Nuclei （この資料は未完成） 活動銀河核の発見 • ケンブリッジ・カタログ（３Ｃ） • ３Ｃ２７３、３Ｃ４８（クエーサー） – １９６０年代の代表的な電波天 – 見かけは青い星だが、スペクト 体のカタログ ルは異常で輝線が同定できない – ３２８天体 – これらは極めて大きな赤方偏移 • 赤緯－５度以北、周波数１７８ を持つ銀河の中心核（１９６３年） ＭＨｚで９Ｊｙ以上 • 3C273=0.158 – 様々な種類の天体 • 3C48=0.37 • 超新星残骸、星形成領域、電波 • 同定できなかった輝線は、実は 銀河、未同定天体・・・ 大きく赤方偏移した水素のバル • 電波銀河の例： マー系列輝線だった • 3C274 = Vir A (M87) ・・・おとめ • その後の観測でz=2.012などの 座銀河団中心の大型楕円銀河 天体も見つかった • 3C405 = Cyg A ・・・白鳥座の – これらの赤方偏移は、当時の感 銀河、可視光では１８等級と暗 覚としては宇宙の果てに近い い 天体の素性の研究、宇宙論的な応用の研究 クエーサー 3C273 可視光 電波 赤外線 Ｘ線 隣の星と同程度の明る さの恒星状に見えるが、 実態は赤方偏移 γ線 z=0.158の距離の銀河 の中心核 電波からγ線まで積分した総放射量（光度） は1038 W ~ 1012 Lo に達する 活動銀河核 AGN Active Galactic Nuclei • 様々な種類・分類 – クエーサー（Quasar、例：3C273） • 1012 Loに達する大光度 • クエーサーのうち１／１０程度の割合で、強い電波放射するもの – 電波銀河（例：Vir A） • 通常銀河とは全く異なる強力な電波放射 – セイファート銀河（例：3C84） • 中心部に幅の広い（高速な運動をする）電離ガス – 通常銀河にも中心部の活動性がしばしば見られる • 我々の銀河系の中心にも強い電波の活動性（Sgr A*）が見られる • 活動銀河核の本質 – 銀河中心の巨大質量（106-9 Mo）ブラックホール – 降着円盤 – ガスの落下によるポテンシャルの解放 強い放射（電波～