调査结果-农林水産.PDF

３．調査結果 ３．１ 現地調査結果および室内実験結果 ３．１．１ 評価モデルの改良・パラメータ検討用データ取得のための現地調査 （１）サガラメ純群落内、混成群落内でのサガラメの生長に関する調査 サガラメ純群落区、混成群落区および純群落区と同水深の混成群落区におけるサガラメ の生長の差異を知るため、茎径、茎長、全長、葉部湿重量および茎部（葉部以外）湿重量 について年齢別に測定した。その結果を図-3.1.1に示す。 茎径と茎長の絶対値に着目すると、４歳では純群落区に比べ混成群落区のサガラメの茎 径は細く、茎長は短い傾向を示した。しかし、３歳では茎径と茎長に目立った差は見られ なかった。葉部湿重量と茎部（葉部以外）湿重量の絶対値に着目すると、４歳では純群落 区に比べ混成群落区で低いが、３歳では純群落区と混成群落区でほぼ同様で、純群落と同 水深の混成群落区でやや高い傾向が見られた。これより、純群落区で生長がやや良い傾向 が見られるが、場所や水深による差は軽微なものと思われた。 サガラメ純群落区と混成群落区で夏季調査時の海藻被度を整理すると、サガラメ純群落 区でサガラメ 70％、マクサ 15％、無節サンゴモ 15％であった。混成群落区ではサガラメ 25％、マメタワラ 25％、マクサ 20％、イバラノリ属 10％、無節サンゴ藻 20％とホンダワ ラ類以外にも様々な海藻が出現した。 なお、現地聞き取り調査によれば、鈴島の東側に面した転石や巨礫の分布する島の中心 付近で水深 3～4m の範囲には水面に達する高さのホンダワラ類が生長する（モデルサイト は鈴島の西側）。 12 全長 葉部湿重量 100 1200 純群落 純群落 1000 80 混成藻場 混成藻場 混成藻場(純群落同水深) 混成藻場(純群落同水深) 800 ) 60 ) g ㎝ ( ( 量 600 長 重 全 40 湿 部 400 葉 20