书店组合3阶会议室出席4名-东京都书店商业组合.DOCVIP

PAGE \* MERGEFORMAT2 PAGE \* MERGEFORMAT1 平成２９年度活動報告 平成２９年４月　１日より 平成３０年３月３１日まで Ⅰ概況 我が国の経済状況は輸出や生産活動は回復が一服しているものの、堅調な雇用、所得情勢を背景に消費は緩やかに回復していると言われている。しかし、中小企業、特に小規模企業にとってはあまり実感がない状況である。個人消費もゆるやかに回復していると言われているが、消費者は未来への不安からの節約志向にあると思われる。日本経済全体は「今後も更に緩やかな成長」をと期待しているが、中小企業にはこれまでと同様厳しい時代が続くと予想される。２０２０年には我が国が待望としていた東京オリンピックが開催され、我々中小企業にも活気ある未来への兆しが感じられることを切に願う。 我が出版業界においては、2017年の出版物(書籍＋雑誌)の販売金額が前年比6.9％減（書籍は3.0％減、雑誌は10.8％減）の１兆3千7百億。13年連続のマイナスである。相変わらず雑誌の落ち込みが大きい。またコミックス市場はさらに落ち込みが大きく14.4％減となった。(出展、出版科学研究所ホームページ) 電子出版市場は１６％増の２２１５億円（電子コミックス17.2％増、電子書籍12.4％増、電子雑誌12.0％増）。電子コミックス（電子コミックス誌を除く）では初めて紙を上回った。いずれも市場が成長している。伸び率に関しては違法海賊版サイトの影響か、市場が少し飽和状態になりつつあるのかこれまでよりは低くなった。 業界内の出来事としては、アマゾンの日販へのバックオーダー停止、文藝春秋社松井社長の図書館での新刊文庫の貸し出しに対する問題提起、無料で読める海賊版サイトの出現、ブロッキング等があった。 また書店を取り巻く環境として、アマゾン等を使い通信販売で自宅まで届けてもらうことが日常生活に浸透してきており、出版業界のみではなく、小売業全般が大きな打撃をうけている。また、電子コミック?電子雑誌の読み放題サービスの利用と違法海賊版コミックサイトの利用が広く一般化してしまっている。この為、今後も既存（紙）の出版物の売上の減少は続くものと予想される。 この様な状況の中でもほとんどの大手書店、取次、出版社は相変わらずの利己的な囲い込み施策、売り上げ至上主義による不毛なつぶしあいを続けている。この様な状況が続けば早々に取次の物流機能そのものが崩壊し、我々中小書店が絶滅への道を辿ることは誰も否定できない状況にある。 今だからこそ業界３団体が本気で、業界の未来を考え、対話をし、国の書店に対する支援も含め行動を起こす時期である。特に取次会社は本来の目的に立ち返り、中小出版社?中小書店と共に再生できるかを改めて再考し、今後の業界の正当な物流を担える役割を果たしていただきたい。 そして書店は本を愛する読者の一人、一人の為にしっかり本を手渡すという役割を今後もしっかり果たしていかなければならない。書店が一店もない自治体が増え続け、これにより不利益を被るのは国民全体であることを認識してもらえるよう努力していかなければならない。 青年部の活動は、本屋の存在を守り抜き、その為の利益も含めた環境を確保する新しいステージに入いっている。メンバーはこの目標で誠の信頼関係を構築しつつある。今後も確実に目標に向かって若い力を結集し、今までの枠にこだわらない発想で、皆様と対話をしていきます。関係者におかれましては一層のご協力をお願い申し上げます。 Ⅱ　会員数の現況 　平成３０年３月３１日現在　　　　　１１４名 Ⅲ　会議等の開催の概要 １総会 　第２７回通常総会 　開催日　　　　　　平成２９年６月１５日 　開催場所　　　　　東京都書店商業組合　会館３階会議室 　【審議及び議決の内容】 第一号議案　平成２８年度活動報告承認の件（原案通り可決） 第二号議案　平成２８年度会計報告承認の件（原案通り可決） 　　　　　　　　　監査報告 第三号議案　平成２９年度活動計画決定の件（原案通り可決） 第四号議案　平成２９年度収支予算決定の件（原案通り可決） 第五号議案　役員改選の件（原案通り可決） 　２理事会 平成２９年度第１回理事会　　　平成２９年４月１３日(木)　書店組合地下1Ｆ会議室　出席12名 理事　明昭館書店（田中紀光）、大和書店（田中久隆）、ビーブックス（平井久朗）、王様書房（柴崎王陽）、小川書店（小川頼之）、新橋書店（山辺真次）、八雲堂書店（新倉修）、江戸川書房（秋葉良成）、椿書房（田島英治）、　三弥井書店（吉田敬弥）、井荻書店（長谷川桂）、会員　野上書店（野上秀和） 議題 店頭活性化委員会からの報告 青年部ホームページ報告（3月、4月分） アクセス数報告 協賛契約状