紧急地震速报対应行动训练と避难训练.PPTVIP

電話、電気、水道、ガスが止まります。 * みなさんは、地震は自分に関係ないものと思っていませんか。 実は福岡県でも地震は起きます。 * 福岡県周辺の過去の被害地震と活断層の図です。 地図は九州北部の地図で、赤い丸が地震を表します。規模の大きな地震ほど大きな丸になります。 例えばこの一番大きな○はマグニチュードが７以上で、マグニチュード７といえば、陸地で起きるととても 大きな被害になります。 最近では、２００５年３月２０日に福岡県の沖でマグニチュード7.0の地震が起きて、大きな被害となりました。 それから、青い線が活断層をあらわします。活断層とは、繰り返し地震を起こしている断層のことで、 そのうち地震を引き起こします。 ２００５年に福岡県の沖で起きたマグニチュード７．０地震は、警固断層帯の北西部が動いたものです。 * 次に緊急地震速報について、説明します。 * * では、まず、地震はどうして起こるのでしょうか。 ①地面の中、カエルさんの下に、黄色の矢印で表してある強い力がかかり続けます。 ②その力に耐えきれなくなった地面は、あるとき“ばき！”と割れてずれます。 　　このずれた部分を「断層」といいます。 ③割れてずれたことでおこった衝撃は、地震の波となって、四方八方へ伝わります。 　　まず、カエルさんが地震の波による揺れを感じてびっくりしています。 　　この、断層の割れ始めた場所を「震源」といいます。 ④次に震源から遠いサルくんも揺れました。 地面が割れたときにでる地震の波には、P波とS波があります。 すこし覚えにくいですね。“Ｐ”と“Ｓ”です。 P波はカタカタと細かく揺れる地震の波で、難しい言葉で“初期微動”とも呼ばれます。 S波はユッサユッサと大きく揺れる地震の波で、難しい言葉で“主要動”とも呼ばれます。 ふつう、S波の方が大きく揺れます、建物などに被害がでる地震の波もＳ波です。 また、P波のほうがS波より早く伝わります。 カタカタというＰ波は、ユサユサとしたＳ波より早く進みます。 * 何度か緊急地震速報という言葉を使いましたが、これまで、「緊急地震速報」って聞いたことありますか？ 先程、地震の波には、 カタカタＰ波とユッサユッサＳ波があることをお話ししました。 カタカタＰ波とユッサユッサＳ波はどちらが伝わるのが速かったか覚えてますか？ カタカタＰ波のほうが早かったですね。　 このＰ波とＳ波の速さの違いを利用したのが、「緊急地震速報」です。 地震がおこりました。最初はＰ波とＳ波は一緒にでます。 しかし、Ｐ波の方が速いので、地震の波をとらえる「地震計」では、まず、Ｐ波をとらえます。 Ｐ波をとらえた「地震計」は、すぐそのデータを「気象庁」に送り、 「気象庁」では、地震の起こった時間と場所、大きさ（マグニチュード）をすぐにコンピュータで計算します。 それから、大きな揺れをおこすＳ波の来る時間と場所を考えて、 「配信機関」をとおしてテレビやラジオ、携帯電話などで「強い揺れがきます！」と皆さんにお知らせします。 この「強い揺れがきます！」とお知らせする情報が「緊急地震速報」です。 この情報を見たり聞いたりしたら、周りの人にも声をかけながら、あわてず、まず自分の身の安全を確保することが大事です。 カエルさんは、体を小さく丸めて、大事な頭を手で覆っていますね。 さらに、頭を保護するヘルメットなどあればよいですね。 ＜ポイント＞ 緊急地震速報の原理の説明をする前に、 P波とＳ波はむづかしいので、もう一度解説する。 緊急地震速報の原理として知っておいてほしいのは、 「Ｐ波をとらえた地震計のデータを利用して、強い揺れを伴うＳ波の来る時間と場所と大きさとを予想し、 地震の波（Ｐ波、Ｓ波）より速い速度で伝わる電気信号を利用してテレビ局などになどでおしらせする。」 頭を保護する例えとして、ヘルメットを紹介。 （補足） 　P波　　　　　秒速　8km　 　S波　　　　　秒速　4km 　電気信号（秒速　300,000km）は、Ｐ波、Ｓ波より早い速度で伝える  * 緊急地震速報とは、「地震による強い揺れを事前（揺れる前）にお知らせするための情報です。 発表の条件は、震度５弱が推定された場合に震度4以上が予想される地域に発表します。 震度５弱とは、ほとんどの人が恐怖を覚え物につかまりたくなるような揺れです。固定していない不安定な棚が 倒れることがあるような揺れです。 それから、緊急地震速報は見聞きしてから強い揺れがくるまでの時間は数秒から数十秒しかありません。 言い換えれば、緊急地震速報を見聞きしたらすぐに強い揺れがくるということです。 * 緊急地震速報は、気象庁から発表されますが、み