令和元年度版.PDFVIP

令和元年度版 協力 ：全国中学校社会科教育研究会 1.わたしたちと税のかかわりについて考えてみよう① わたしたちの身の回りには，さまざまな税とのかかわりがあります。 （注）住民税とは、道府県民税 と市町村民税を合わせた 呼び方です。 みんなで調べてみよう ！ 他にはどんな税があるのだろう？ これらの税は，だれが，どんな方法で，どこに納めるのだろう？ 1 1.わたしたちと税のかかわりについて考えてみよう② わたしたちの身の回りには，国や地方公共団体（都道府県，市（区）町村） しせつ による「公共サービス」や「公共施設」があります。 これらを提供するためには，たくさんの費用がかかります。 ゴミ処理費用 国民医療費の公費負担額 （平成28年度） （平成28年度） 約２兆3,259億円 16兆2,840億円 国民１人当たり約1万8,324円 国民１人当たり約12万8,288円 公共サービス 消防車 警察，消防， ポンプ車約1,300万円〜 ゴミ収集，福祉 高層用はしご車約1億6,000万円 警察費 ・消防費 など （平成28年度） 約５兆2,462億円 国民１人当たり約4万1,331円 学校 信号機 １校当たり平均建設費 全国に約21万基 約13億円 １基当たり240 〜470万円 公共施設 学校，公園， 道路など 2 1.わたしたちと税のかかわりについて考えてみよう③ 公立学校の児童 ・生徒１人当たりの公費負担教育費（平成28年度） 小学生 中学生 高校生（全日制） 約876,000円 約1,015,000円 約985,000円 みんなで調べてみよう ！ もし「公共サービス」などがなかったらどうなるのだろう？ これらの「公共サービス」などに必要な費用はどうやってまかなうのだろう？ 3 2.なぜ、税を納めなければならないのだろう？①-1 税ってなんだろう ？