《第七章「耻と「义理》-公开课件.ppt

第八章「恥と」「義理人情」 義理とは社会生活を営む上での他人に対する道徳的なルールである。 親子、主従，師弟、などの上下関係、友人、隣近所などの対等のにおいて、守らなければならない道義である。 ベネディクト女史の「菊と刀」以降、日本は恥の文化で西洋は罪の文化であるという説が定着した。しかし日本側の反論もある例えば庶民が世間の目に縛られて暮らしていたというのは、これは決して恥の概念からではありません。また、武士が名誉とか家禄を守るため、または忠義のため切腹するというのも決して恥からきたのではないのです。 アメリカの女性文化人類学者。 二次世界大戦における戦時研究の産物である『菊と刀』（1946）は、日本研究の書として有名であるが、『文化の型』においてはまだ直観的なきらいのあった文化の統合的形態の把握を、方法論的により洗練された分析にまで高めている。 文化のパタンー 罪の文化 *罪の文化において人々は内部の良心の働きに基づき、罪の自覚持ちつつ、善行を行う。 *西洋の罪意識はキリスト教の原罪思想から出て，人間が生まれながら、深い罪を背負った存在とされ、人間は神の教えに従って、生きることで、最終的に救済される。 *だから、キリスト教社会では「良心」という内面的な意識があり、自分の非行を誰でも知らなくても、罪の意識に悩む、その懺悔（ざんげ）告白によって、罪が減軽される 恥の文化 *恥の文化のおいては人とは外部の世間からの強制も基づき、恥をかかないように善行をおこなう。 西欧の唯一の神の前で誰がどう判断使用とも悪いものは悪いと認めるのが罪文化であることに対して 唯一絶対の神を持たなく、狭い範囲での判断や評価で行動を決めるのが「恥文化」である。 日本人の恥 *昔の日本封建社会の社会意識の中に「名を惜しむ」「恥を知る」という行為規範がある。 ＊鎌倉時代武士階級が特権階級として、町人や農民に優越している点を示すために、特に「名を重んじ」「恥を知る」ことを強調した。 恥　恥辱（ちじょく）は武士道の重要な柱となる概念であった。 *「名」　「恥」　「義理」の考えは日本の社会に古くから一定の規範として、仰がれていた。 ＊日本人の思考方法の特色して、個人の存在を自覚的に意識するよりも、現実存在する人倫的組織の中における人間相互の間柄を重視する傾向が強い。 ＊自分がその共同体の成員からどのように見られているかがいやでも重大問題になってくる。 「恥」は他人の批評に対する反応である．人は 人前に嘲笑され、拒否されるか、あるいは嘲笑されたと思いこむことによって恥を感じる。 ＊いずれの場合においても恥は強力な強制力となる。』（べによる） ＊日本人が罪の重大さよりも恥の重大さに気を配っている *「罪の文化」も、「恥の文化」も両者をパタン－化して区別するためである。 ＊実際には西洋人にも恥辱感（ちじょく）もあり、日本人にも罪の意識も存在する ＊ただ日本人は罪の重大さより、恥の重大さに重点を置き、この重点の置き方の差が社会構造や国民性，即ち文化全体に大きな違いを生じさせている。 *日本と中国の文化の本質は一体何なのか?千載の後に名を残す、中国人は殊の外名を重んじた?*名と恥を人間倫理の根底に置いた日本人と中国人?*恥を雪ぐ（そそぐ）武士の伝統のある日本人の名誉感?*無教養は恥だと思う日本人。 *中国人の「名」は面子? *「好名之人能让千乘之国]（孟子） 名声を重んじる人間は自分の名を守るためにはたとえ千輌の戦車を出すほどの大国も人に譲っても惜しまないと言う意。 恥に関する言葉 恥じる：　恥ずかしい 恥をかく：人前ではずかしい思いをする　 恥をさらす：公衆の前で恥をかく 恥じ入る：深く恥じる ばつが悪い/体裁悪い：难为情　 　面子が立たない　　顔がくずれる はしたない　かっこうわるい　みっともない 　 破廉恥：無恥　　恥知らず　　 恥の上塗り：恥の上に恥を重ねる 生き恥　死に恥　　厚顔無恥　　鉄面皮　 肩身が狭い　：觉得丢脸 穴があったら入りたい　顔に泥を塗る 　　男がたたない　男が下げる　 「体面」　「面目」　「一分を立てる」「一分が廃れる」（すたれる） 　 義理　　人情 義理とは社会生活を営む上での他人に対する道徳的なルールである。 人が行うべき行為、道理。 親子、主従，師弟、などの上下関係、友人、隣近所などの対等のにおいて、守らなければならない道義である。 義理　人情 他人関係において人が他者に果たすべき義務のようなものだ ところが現在生きて残っている表現では「義理堅いひと」のようなものがおおい。つまり他者の行為や性格を評価して言われることが多い。 現代は他者に対する自分の「義務」に着目義理が おとろえているといわれる