农业鉴定竞技会（日文版）.pdfVIP

４．農業鑑定競技会 農業鑑定競技会は、教科の学習や学校農業クラブ活動で得た農業に関する知識・技術の成果を鑑定・判定・診 断・審査技術にわたり、その実力を競い合い、職業的な能力を高めることを目的とする。 １ 競技内容 （１）競技実施の区分は次のとおりとする。 農業・園芸・畜産・生活科学・食品科学・農業土木・林業・造園・農業機械 （２）出題範囲は、共通と各区分ごとに示す範囲とする。 （３）０共通は、各区分とも同じ問題とする。 （４）出題は、品名、用途、特性などについて、鑑定・判定・計算・測定・診断・審査技術に関する事項を問い、 教科・科目の学習の範囲内で解答できるものとする。また、名称・判別等のまぎらわしいもの、危険性の あるもの、地域性の特に強いものは、なるべくさけるようにする。 （５）出題数は40問とし、１問の解答時間は20秒とする。ただし５問以内にかぎり40秒とすることができる。 （６）問題作成者および採点者は、大会事務局が委嘱する。 （７）問題及び解答用紙等は、大会事務局が準備する。 （８）競技方法及び審査の結果に対する異議は受け付けない。 （９）当年度の競技実施区分名および出題数・出題の範囲、また競技実施上の重要な変更がある場合には、その 内容を前年度の秋季代議員会で決定する。 ２ 選 手 （１）競技参加者は、農業クラブ員とする。 （２）競技は基準にある各区分別に行われ、個人競技とする。 （３）各単位クラブあたりの競技出場者数は、募集学級数までとする。ただし、コース制等を採用している学科 は、申込み時の申告によりコース数の人数が出場できる。 （４）所属する学科に関係なく、どの区分にも出場することができる。 ３ 競技方法 （１）競技の順序は大会事務局で決める。 （２）競技は会場責任者の指示により開始する。 （３）競技は１問おきに選手を入場させ、合図により１問ずつ問題番号の順序に移動する。 （４）問題にはすべて番号を付し、解答用紙の問題番号に該当する欄に解答を記入する。 （５）競技を終了した者は、係員の指示にしたがい解散する。 （６）競技に関する質疑応答は、競技開始前に行う。 （７）すべての競技終了後、会場を公開し正解を発表する。その際、問題に対する意見や感想を表明できるよう 会場に、アンケート調査を準備する。 （８）個人の得点は発表しない。また、解答用紙は返却しない。 ４ 表 彰 入賞者に対して表彰を行う。 ５ 一般注意事項 （１）競技中は、すべて係員の指示により行動する。 （２）競技中は競技者および係・役員以外は、競技会場ならびに控室に立ち入ることはできない。 （３）競技中はいかなる理由があろうと物品の貸借は認めない。 － 31 － 農業鑑定競技会実施基準についての補足説明 １ 出場者数について （３）各単位クラブあたりの競技出場者数は、募集学級数までとする。ただし、コース制等を採用 している学科は、申込み時の申告によりコース数の人数が出場できる。 （１）前段が主文である。つまり各単位クラブからは募集学級数の人数まで出場できるということである。 ① 例えば、ある学校で、１学年当たりの農業に関する学科の募集学級数が、農業科１学級・園芸科２学級・ 生活科学科２学級・食品科学科１学級・造園科１学級の合計７学級である場合、この学校は７名まで選手が 出場できることになる。 ② この場合、園芸科と生活科学科の出場者がそれぞれ２名で、他の学科がそれぞれ１名ということに、とら われる必要はない。 かりに、校内予選をやってみて、学科間の成績差が大きかったので、成績優秀者が多い学科に出場枠をま わしてもよい。 ③ また、この場合、単位クラブの事情に応じて７名という枠内で出場者数を決定できる。 たとえば、比較的近い開催県なら７名をフルエントリーするが、遠方の時は少数精鋭で参加してもかまわ ない。 （２）次に後段のコース制等について、わかりやすいように単純な例で説明したい。 ① ある学校で、１学年当たりの農業に関する学科の募