- 6
- 0
- 约1.66万字
- 约 2页
- 2017-09-15 发布于重庆
- 举报
諫早湾干拓事業による潮汐振幅と河川水の挙動の変化に関する研究
九州大学高等研究院 田井 明
1.研究背景と目的 ~06 年の間において,大幅な増幅率の減少が起きてい
諫早湾干拓事業による有明海の潮汐変化は,過去か る.さらに,外海の振幅が大きいときに比べて小さい
ら現在にいたるまでの験潮所のデータを利用して最も ときは締め切りの影響が大であることなど,M 潮の振
2
影響の大きい M2 潮の変動を中心に検討されてきた. 幅の大小によってその影響に違いがあることが確認さ
田井・矢野(2008)は,潮受け堤防の締め切りによる潮 れた.その他の観測点については,口之津では上述し
汐増幅率への影響は,起潮力の大きさにより変化する たように干拓事業の前後で増幅率が増加している.さ
ことを示した.しかし,そのメカニズムは不明であり, らに外海からの振幅が大きいとき締め切りの影響が顕
本研究では最新の実測データを用いた解析と数値シミ 著に現れている.三角については2 つの観測点の中間
ュレーションを用いることによりその解明を試みた. 的な結果となっている.このように各観測地点におい
また,河川水の輸送パターンの変化についても解析を てそれぞれ異なる結果となった.
行った. 次に,シミュレーションの結果を見てみる.開境界
に与える振幅を0.5~1.0m の5 段階で変化させ,実測
2.方法 データと同様に長崎の振幅を基準とした増幅率と,開
験潮所における毎時潮高データを調和分解し,得ら 境界の振幅を基準とした増幅率を示した.諫早湾干拓
れたM 潮の振幅から各観測点における増幅率(長崎を 事業の影響の有無を明らかにするため現在と干拓事業
2
基準) を算出する.また,並行してPOM を用いた3 次 以前のデータを算出し比較している.グラフを見てみ
元潮流シミュレーションにより増幅率の変化を算出し, ると,大浦では干拓事業後(現在) に増幅率が減少し,
実測データと比較する.本モデルの詳細は田井ら 外海の振幅が小さいとき締め切りの影響が大きく現れ
(2010) を参照されたい. ていること,口之津の増幅率の変化は大浦と逆となっ
河川水の輸送パターンの変化は程木(2005)により ていること,三角ではその中間的な特性を示している
検討されているが,この解析は締め切り後のデータが ことなど実際の観測データとほぼ同様の挙動を示した.
少ないためその結果に疑問が残る.そこで,本研究で
はより精確な結論を導くために締め切り後のデータを
追加し,程木(2005)と同様の解析を実施した.
3.結果
まず,図1に諫早湾干拓事業による潮受け堤防締め
切り前後の期間において,浅海定線調査データを程木
と同様の方法で解析した結果を示す.赤線で囲った海
域は統計解析により有意に低塩分化,青線で囲った海
域は有意に高塩分化した海域である.程木(2005)の
結果に比べて有意な変化を示した海域減少し有明海西
側への輸送は有意ではなくなっていることが分かる.
図2 に潮汐データとシミュレーションから得られた
グラフをそれぞれ示す.大浦の実測データを見てみる
と,諫早湾干拓事業実施の前後となる89~96 年と98
図1 河川水輸送パターンの変化の解析
結果(赤線内:低塩分化,青線内:高
塩分化)
原创力文档

文档评论(0)