溶解槽への硝酸供給量の管理方法の改善について.pdfVIP

再ＷＧ４８－８ 溶解槽への硝酸供給量の管理方法の 溶解槽への硝酸供給量の管理方法の 改善について 改善について 記載内容のうち、 内の記載事項 は公開制限情報に属するものであり公開 できませんので削除しております。 日本原燃株式会社 平成２３年２月２１日 日本原燃株式会社 １．溶解槽の臨界管理 溶解槽における核的制限値等 ○制限濃度安全形状寸法管理 核的制限値：バケット幅23.3cm、スラブタンク幅36.6cm ⇒溶解槽の設計で担保 ○濃度管理 核的制限値：ウラン及びプルトニウム最大濃度 350g･(U+Pu)/L ⇒「溶解槽溶解液密度高によりせん断を停止するインターロック」で担保 ○質量管理 核的制限値：215kg･(U+Pu)O /バケット 又は 145kg･(U+Pu)O /バケット 2 2 ⇒「燃料せん断長位置異常によりせん断を停止するインターロック」で担保 ○中性子吸収材管理 核的制限値：ガドリニウム濃度 0.7g/L ⇒臨界施錠管理で担保（臨界防止に係る確認に必要な分析を行い、分析結果を確認） 保安規定で条件を定めて管理 → 安重のインターロックの機能確保、分析により 核的制限値を担保 1 １．溶解槽の臨界管理 ○溶解条件は核的制限値を設定されてない。 理由：質量管理は燃料が全く溶けていない条件で設定。 （つまり溶解クレジットは採用していない。） ○溶解槽の臨界管理の観点からは、使用済燃料が固体で存在するよりも液体で存在するほう が反応度は低いため、せん断した使用済燃料２１５ｋｇを溶解槽の1バケットに入れるが、 これをできるだけ早く溶解させることが重要であり、そのため溶解クレジットとして必要 な溶解３条件（硝酸供給量、硝酸密度（濃度）、溶解槽の温度）を安全上重要な施設とし て管理している。 ・硝酸供給量 ：溶解槽供給硝酸流量低によりせん断を停止するインターロック （設定値：せん断燃料タイプにより変更） ・硝酸密度（濃度）：硝酸供給槽硝酸密度低によりせん断を停止するインターロック （設定値： Ｎの硝酸の密度以上） ・溶解槽の温度 ：溶解槽溶解液温度低によりせん断を停止するインターロック （設定値： ℃以上） 2 １．溶解槽の臨界管理 ＜溶解槽の運転と上記インターロックの関係＞ Nの初期硝酸を張り込む 運転開始時 ▽ （PWR17×17、 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ・・・ 体の例） 流量インターロック適用 流量インターロック除外 温度及び濃度インターロック適用