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京都大学防災研究所年報 第 52 号 B 平成 21 年 6 月
Annuals of Disas. Prev. Res. Inst., Kyoto Univ., No. 52 B, 2009
気候変動に対する先行適応のための流域スケールでの
洪水および渇水リスク評価
佐藤嘉展・森英祐*・浜口俊雄・ 田中賢治・小尻利治・中北英一
* 京都大学大学院工学研究科
要 旨
IPCC の第4 次評価報告書における排出シナリオSRES-A1B に基づいた超高解像度GCM
の出力結果を用いて,四国の吉野川流域を対象に,将来の気候変動に伴う流域災害環境の
変動予測を試みた。ここでは,洪水リスクだけでなく渇水リスクの評価にも対応できるよ
うに,短期流出だけでなく長期流出にも対応した分布型流域環境評価モデル
(Hydro-BEAM) を用いた流出解析を試みた。解析対象期間は,現在気候条件が1981~2000
年,将来気候条件が2080 ~2099年の各20年間である。まず,現在気候条件下で,GCM 出
力値と地上気象観測値との時空間的な差異(バイアス)の実態を把握し,その後,
Hydro-BEAM による流出解析結果と実測流量との比較を行い,さらに,将来気候条件と現
在気候条件のGCM 出力値を入力とした流出解析結果を比較して,将来流域環境の変動予
測を試みた。
キーワード: 気候変動,流域災害環境,影響評価,GCM,Hydro-BEAM, 吉野川流域
1. はじめに 洪水や渇水の被害が深刻な四国の吉野川流域を対象
とし,国土交通省の国土数値情報標準地域メッシュ
近年,温暖化の影響により,世界各地で将来の気 の第3次地域区画に相当する空間解像度(グリッド格
候が変動することが予測されており,それに伴う自 子間隔約1km)に対応した分布型流域環境評価モデ
然環境の変化および災害発生の規模や頻度の増加が ル(Hydro-BEAM) を用いた解析を試みた。
懸念されている。温暖化に伴う気候変動は,単なる 気候変動に伴う将来の災害リスク評価の基準とな
気温上昇のみにとどまらず,局地的な集中豪雨や渇 る現在気候条件の計算には,入力気象データとして
水などの極端現象の増加を招き,それが結果として 地上気象観測データ(AMeDAS/SDP)を利用した。
大規模な洪水や干ばつ等の自然災害リスクを増加さ 一般に,GCM を用いた解析では,GCM の出力値を
せる可能性が指摘されている。したがって,気候変 そのまま流出解析に用いると,地上気象
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