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応力とひずみ 第１回、平成２２年6月30日 * 解説者：園田　恵一郎 ー ＦＥＭ解析のための連続体力学入門 － 第1回勉強会の概要 1.1 応力とは？ 1.2 ひずみとは？ 1.3 応力とひずみの関係 1.4 テンソルとは何か？ 1.5 テンソルの演算則 1.6 主応力と応力不変量 1.7 モール円について 1.8 ＦＥＭ解析での応力不変量の意義 1.9 材料特性の応力不変量による表現 応力とは何ですか？ 応力の単位：N/mm2、ｋｇｆ/ｃｍ２で 単位面積当たりの力である。 応力は物体に働く内力でひずみを起こす力である。 ひずみとは？　変位、変形との違い？ ひずみは単位長さの要素の変形量である。 ひずみの定義 微小変位?ひずみ場： ２次元問題 有限変位?ひずみ場： ベクトル表示： 直応力と直ひずみ せん断応力とせん断ひずみ 変位 微小変位場における応力とひずみ ベクトル表示： 応力とひずみの関係 材料のσ－ε曲線 (1)平面ひずみ問題（トンネル、地盤など） (2)平面応力問題（板、平面はりなど） εz＝０ σz＝０ 平面応力問題（　　　　　） 平面ひずみ問題（　　　　　） 3次元応力問題 線形弾性体の場合 テンソルとは何か？　一定の直交座標変換則に従う物理量 ,i=1,2,3, j=1, 2,3 方向余弦： 応力テンソル（2階） ベクトル：変位、速度、力など ひずみテンソル(2階） 応力またはひずみテンソル（2階）の要素 σij、 第1添字(i)は作用面 第2添字(j)は方向 ひずみテンソル 応力テンソル 変位ベクトル 注意： 対称性：σij＝σji テンソルの演算則 スカラー： ベクトル： ２階のテンソル： 単位テンソル： 総和規約： 微分： 釣り合い式： 材料の構成則： ：弾性構成テンソル（４階） ひずみエネルギー： つりあい条件 主応力面 固有方程式 応力不変量 主応力と応力不変量 Cardanoの方法で3実根σの決定 主応力の大きさと方向の求め方 Cardanoの方法 を代入すれば、 (1) (2) ただし、 式(2)の3根は、 3実根 より を決定 σｘ、σｙ：直応力、τｘｙτｙｘ：せん断応力 σｘ’、σｙ’：直応力、τｘ’ｙ’τｙ’ｘ’：せん断応力 共役関係：τxy=τyx， τx’y’=τy’x’ ２次元応力場での座標変換 座標変換による応力の特性 １階のテンソル（ベクトル） 2階のテンソル 変位： 応力 T:　座標変換行列 モール円と主応力(2次元） 半径： 中心： R モール円の描き方と主応力の求め方 応力不変量： １次 2次 *