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国土利用計画 国土利用計画 （安曇野市計画 ） （安曇野市計画 ） 平成 23 年３月 長野県 安曇野市 国土利用計画（安曇野市計画）の策定にあたり 安曇野は、雄大な北アルプスの麓に広がる複合扇状地 にあって、先人が築いた多くの堰によって、県内有数の 米どころとして発展してきました。また、松本・諏訪な どの産業集積地に近接する立地優位性を背景に、製造業 を中心とした産業によって大きく成長し、自然環境と産 業のバランスがとれた都市として、県内有数の人口増加 地域として発展を遂げてきました。 平成１７年１０月に個性豊かな５町村が合併して誕 生した安曇野市は、新たな枠組みのもとに、平成２０年 ３月に第一次安曇野市総合計画を策定し、将来都市像の 実現に向けて、様々な行政課題に取り組んで参りました。 中でも、土地利用の管理制度については、生活及び生産を通じた諸活動の秩序 ある発展を目指すために、大きな課題でありました。 このため、合併以来、市民の皆様とともに本市の土地利用の将来像や、それを 実現するための新しいルールづくりを進めて参りました。 その結果、平成２２年９月に「安曇野市の適正な土地利用に関する条例」を制 定いたしました。 国土利用計画（安曇野市計画）は、この新たなルールを基本に、市の土地利用 に関する最上位の計画として将来目標と目標を達成するために必要な措置を定 めました。 今後はこの計画を柱に、市民の皆様と行政が協働・連携を深めながら、魅力あ る田園産業都市の創造に努めて参りますので、皆様のご理解とご協力をお願い申 し上げます。 平成２３年３月 前 文 この計画は、国土利用計画法（昭和49年法律第92号）第８条の規定に基づき、 ※ 同法第２条 の国土利用の基本理念に則って、安曇野市の区域における国土（以 下「市土」という。）の利用に関する基本的事項を定める計画（以下「安曇野市 計画」という。）です。 計画策定に当たっては、同法第５条及び第７条の規定に基づきそれぞれ定めら れた全国計画（平成20年７月策定）及び長野県計画（平成21年３月策定）を基 本とするとともに、地方自治法（昭和22年法律第67号）第２条第４項の規定に より定められた安曇野市総合計画（平成 20 年３月策定）の基本構想（以下「基 本構想」という。）に即して策定するものとします。 なお、この計画は、全国計画、長野県計画及び基本構想の改定並びに市土利用 をめぐる社会情勢の大きな変化があった場合は、必要に応じて見直しを行うもの とします。 ※国土利用計画法 第２条 国土の利用は、国土が現在及び将来における国民のための限られた資源であるとともに、生活及び生産を通 ずる諸活動の共通の基盤であることにかんがみ、公共の福祉を優先させ、自然環境の保全を図りつつ、地域の自然的、 社会的、経済的及び文化的条件に配意して、健康で文化的な生活環境の確保と国土の均衡ある発展を図ることを基本理 念として行うものとする。 目 次 第 １ 市土利用に関する基本構想 第 １ 市土利用に関する基本構想 １ 市土利用の基本方針 ････････････････････････････････････････････････････1 ２ 地域類型別の基本方向 ･･････････････････････････････････････････････････7 ３ 利用区分別の基本方向 ･･････････････････････････････････････････････････9 第 ２ 市土の利用区分ごとの規模の 目標及び地域別の概要 第 ２ 市土の利用区分ごとの規模の 目標及び地域別の概要 １ 利用区分ごとの規模の目標 ････････････