近代の我国に於けるテンペラ絵画技法についての一考察.pdf

近代の我国に於けるテンペラ絵画技法についての一考察.pdf

  1. 1、本文档共23页,可阅读全部内容。
  2. 2、原创力文档(book118)网站文档一经付费(服务费),不意味着购买了该文档的版权,仅供个人/单位学习、研究之用,不得用于商业用途,未经授权,严禁复制、发行、汇编、翻译或者网络传播等,侵权必究。
  3. 3、本站所有内容均由合作方或网友上传,本站不对文档的完整性、权威性及其观点立场正确性做任何保证或承诺!文档内容仅供研究参考,付费前请自行鉴别。如您付费,意味着您自己接受本站规则且自行承担风险,本站不退款、不进行额外附加服务;查看《如何避免下载的几个坑》。如果您已付费下载过本站文档,您可以点击 这里二次下载
  4. 4、如文档侵犯商业秘密、侵犯著作权、侵犯人身权等,请点击“版权申诉”(推荐),也可以打举报电话:400-050-0827(电话支持时间:9:00-18:30)。
查看更多
近代の我国に於けるテンペラ絵画技法についての一考察

岩手大学教育学部研究年報第48巻第1号(1988.10)43~65 近代の我国に於けるテンペラ絵画技法についての一考察 -明治前期より戦前昭和(1868-1944)を中心に- 種倉紀昭* (1988年6月30日受理) 序 本稿は明治前期から戦前昭和までの我国の洋画界に於いて,「テンペラ」という美術用語 (ArtTerm)が如何なる概念や意味を持つ用語として用いられて来たのか,また如何なるテン ペラ画材料が用いられて来たのかと云う二つの課題について,文献・資料に基き調査し論及し ようとするものである。 明治前期以来の我国の西洋画の展開を西洋画技法の側面から見ると,西洋画の伝統を移入・ 導入する方法は変則的で脈絡を欠き,現在程は系統的な西洋画の伝統的絵画技法が一般化して 理解されていなかったと思われる。 但し,明治前期のフォンタネージ及び工学美術学校で彼の指導を受けた画学生たちや原田直 次郎,山本芳翠等の海外留学生を始め,その後に続く一部の画家たち,研究者たちに依って, 印象派以前のいわゆる古典絵画技法は断続的に研究され実施されて来たことも事実であろう。 テンペラ画技法に問題を絞った場合,この時期に於ける絵画技法書に著されたテンペラにつ いての絵画技法史的な解説はほぼ正しいと思われる。しかし,卵テンペラ絵具等の自製処方は 極めて少ない。 現在の我国では,各種テンペラの処方箋は入手し易く,各種顔料や岩絵具と自製テンペラ・ メディウムを組み合わせて自製テンペラ絵具,自製画地を用いて制作できる物的条件も整って いる。テンペラに限らず,フレスコも容易に実施できる。油彩画の場合であっても,市販の既 製キャンヴァスに依らず,自製の画地の使用が画学生や画家に依って全国的に試みられてい る。 修復家,絵画技法・材料学研究者等の科学的な古典絵画研究の報告も古典絵画の追試(実験 制作)を促進している。 本稿の構成は,第一章で現在の絵画技法論から見た「テンペラ」の用語上の定義を先づ試み る。第二章より順次,明治前期から戦前昭和までの「テンペラ」の定義の変遷を時代毎に紹 介・引用しつつ,第一章の立場から批判と分析を加えたい。 なお,本文中の引用文では旧漢字は新漢字に,縦書きは槙書きに改めたが,仮名遣いは原文 通りとした。 *岩手大学教育学部 44 種 倉 紀 昭 第一章 現代における「テンペラ」の定義 1 テンペラの語源にって 「テンペラtemper(イタリア語≫」はラテン語の動詞“temperare”「テンペラーレ(混ぜ合 わせる)」よりの派生語と言われている。テンペラーレは英語訳では次の他動詞となる。 日本語に訳すと,「調合する,結合する,程良く混ぜ合わせる,調整する」等の意味とな る。英語にも“temper’’という動詞があることは興味深い。 なお,テンペラをSを伴って,“temperaS”と記述する場合もある。 (Vehicle)と混ぜて準備することを‘‘temperare’’と言ったようである。 ゲッテンス,スタウト共著,森田恒之訳『絵画材料事典』の解説2)に依ると以下の通りにな る。 「Temper8テンペラ(馳gTemper孔卵テンペラをも見よ)絵画メデュームを定義するのに剛、 る<テンペラ>という言稟の意味は色々あり,又美術史の中でも時代と共に変化がある。15世紀の頃ま で,この言葉はあらゆるメデュームを意味していたらしいが,油が次第に流布するに及んで,語意の範 囲ほ狭められメデュームのみを指すことが多くなった。アルブミン質・ゼラチン質・コロイド物質をも 含ませようとする広義の定義もまだ通用している。具体的に内容を示すには2義的表現が必要となり, 全体は例えば<にかわテンペラ>,<ガムテンペラ>,<卵テンペラ>などに分類される。」 更に同書では,ガム・卵・膠の3つが古典時代の(ギリシャ,エジプトの)画家が必要とし たメディウムの総てであるとするローリーの説を紹介している。また,中世西欧では卵テンペ ラやガムテンペラの他に,ガムと膠を混ぜたテンペラが用いられ,「16世紀以後になると卵テ ンペラは一般的用途忙あまり用いられなくなった。」と説明する。

文档评论(0)

maxmin + 关注
实名认证
内容提供者

该用户很懒,什么也没介绍

1亿VIP精品文档

相关文档