2013年日本语教育学実践研修-国際交流基金北京日本文化センター.pdfVIP

国際交流基金北京日本文化センター 北京日本学研究センター 共催 2013年日本語教育学実践研修 ― 成長し続ける教師たち― 目 次 前書き2 本研修の流れと意義4 講義紹介6 優秀レポート紹介8 優秀レポート講評18 実践活動紹介20 実践研修に寄せて27 レポート概要紹介28 実践研究レポートタイトル一覧30 講師からのメッセージ31 2013年地域巡回日本語教師研修会実施報告32 国際交流基金北京日本文化センターの大学日本語教師向け研修一覧 35 教材紹介36 編集後記36 1 前書き 　本冊子は、「2013年日本語教育学実践研修」について、 　　本书为“2013 年日语教育 　1980年に「大平学校」が設立されて、まもなく35 　　自从 1980 年建立“中国日语 8月の集中研修会から12月の実践研究発表会まで4か月 学实践研修”自 8 月集中研修会 周年になろうとしている。中国の大学日本語教師が1 教师培训班（大平班）”到今天 間にわたり実施した研修と実践の成果をまとめたものです。 至 12 月实践研修发表会止，为 万人を超えようとする時代になった。これだけの教師陣 已经过去了将近 35 个年头，中国 　周知のとおり、中国における日本語学習者は100万 期四个月实施的研修与实践之成 を対象にして「大平学校」のような教師研修コースを作 的大学日语教师队伍也即将迎来 人を超え、中国人日本語教師はおよそ１.4万人です。中 果总结。 るのであれば、当時の20倍になるであろう。正にこの 超过 1 万人的新时代。如果要像 国人日本語教師は、日本語運用能力や日本語の言語知識 　　众所周知，在中国日语学习 ような状況を背景に、近年来全中国にわたって、日本語 当年那样，以建立“大平班”那 において、世界に誇る第一級の水準と厚みをもっていま 者已超过 100 万，教授日语的中 教師を対象とする研修活動が盛んに行われているのであ 样的教师研修课程，来培训当今 すが、「日本語教育学」の学問としての確立は発展途上 国教师也有约1.4万人。无论日语运用能力抑或日语知识， る。北京日本学研究センターと北京日本文化センターが 的日语教师队伍的话，恐怕至少要投入 20 倍的人力和财 にあります。また、中国の地方で教鞭をとる教師にとっ 中国教师们都可谓世界一流。然而，要确立“日语教育学” 共同で実施している「日本語教育学実践研修」がその一 力才能够完成。正是在这样的一个大背景下，近年来在全 て教材・教授法の情報や研修機会は十分とは言えません。 成为独立学科，却尚在规划发展之中。此外，对在地方执 連の研修活動の中の重要な一環である。 国各地，面向日语教师的研修活动正在蓬勃发展。由北京 こうした事情を背景に、北京日本学研究センターと北京 教的教师而言，教材、教学法的相关信息以及参与研修的 　この研修の特徴は、他の研修活動と同じような第一部の 日本学研究中心和北京日本文化中心共同实施的“日语教 日本文化センターが協力して、「実践」をキーワードと 机会尚不充足。在这样的