『文章ことばの「あいだ」と「最後」』.ppt

　『文章?ことばの「あいだ」と「最後」』 言葉?文のあいだや最後に短い言葉を付け加えて、様々な意味を表すものを勉強します。 ８－２　ことばの終わり ここでは、名詞や動詞や形容詞の後ろに付けて使う短い表現を勉強します。 状態や様子を表す表現が多いので、どんな状態か頭の中に絵を描きながら例文を読んで見ましょう。 また、よく使うものは［］に例を挙げたので、それを中心に覚えてください。 ８－２　 ことばのあいだ ～っぽい ～向き ～向け ～だらけ ～まみれ ～ずくめ ～気味 ～がち ～かけ ～たて ～っぱなし ～げ １　～っぽい ①彼女はまだ16歳だが、話し方が非常に大人っぽい。 ②うちのおじいちゃん、最近忘れっぽくて困る。 ③この服、安っぽい感じがするね。 「～っぽい」がつく語例 子供っぽい 男っぽい（女っぽい） 学生っぽい 黒っぽい（色の種類） 怒りっぽい 飽きっぽい うそっぽい ２　～向き ①彼女の性格は先生向きだね ②部屋のインテリアを夏向きに変えました。 ３　～向け ①この会社が作っている商品は8割が企業向けだ。 ②日曜日の朝は、子供向けの番組が多い。 ③このパソコン雑誌は、初心者向けに作られたものです。 むき　と　むけ ～に向く（自動詞） に合っている ～に向ける（他動詞） ～に向けて作った ４　～だらけ ①彼の部屋はいつもゴミだらけで、足の踏み場もない。 ②この間違いだらけの書類は誰が書いたんですか。 ※彼女の部屋は本だらけだ。 それでいっぱいで、そればかりがたくさんある様子。「…でいっぱい」と違い、話し手のマイナス評価を表すことが多い。※は部屋に本が非常にたくさんあるというだけでなく、多すぎたり、散らかっている感じがある。（『教師と学習者のための日本語文型辞典』 ） 表示充滿了，到處都是的樣子。意思與“…でいっぱい（充滿）”不太一樣，多表示説話人給予負面評價的貶義。如例※表示，不僅表示了房間裡書很多的意思，而且給人的感覺是書太多，而且攤得到處都是。（『　同　』繁体字版） 「だらけ」がつく語例 ほこりだらけ 傷だらけ しわだらけ 血だらけ 矛盾だらけ わからないことだらけ ５　～まみれ ①選手は汗まみれになって、練習を続けている。 ②今日は朝から大掃除をしているので、体中ほこりまみれだ。 汚いものが全面についている状態を表す。「Ｎまみれになる」「Ｎまみれだ」「Ｎまみれの」という形で用いる。「汗まみれ」「ほこりまみれ」「血まみれ」「泥まみれ」など、限られた名詞にしか用いない。 表示沾滿汚垢的状態。使用“Ｎまみれになる”、“Ｎまみれだ”、“Ｎまみれの”等表達方式。如“汗まみれ”、“ほこりまみれ”、“血まみれ”、“泥まみれ”等所示，可使用的名詞有限。 「まみれ」がつく語例 泥まみれ 血まみれ 油まみれ 6　～ずくめ ①彼女は黒ずくめの服装で現れた。 ②旬の食材は安い、おいしい、栄養満点と、いいことずくめだ。 「～ずくめ」がつく例文 記録ずくめ 規則ずくめ 異例ずくめ ７　～気味（ぎみ） ①風邪気味なので、今日は早く帰って寝ることにする。 ②最近ちょっと太り気味だから、ダイエットしなくちゃ。 「～気味」がつく語例 不足気味 やせ気味 疲れ気味 あせり気味 遅れ気味 衰え気味 忘れられ気味 ８　～がち ①田舎で一人暮らしをしている母が病気がちなので、彼はいつも心配している。 ②雨が止んだあとは、電車の中に傘を忘れがちだ。 ③それは初心者にありがちなミスだから、気をつけてください。 ④私は気が強いと思われがちだが、そんな気が強くもない。 「～がち」の語例 曇りがち 留守がち 休みがち 起こりがち 遅れがち ～しがち ９　～かけ ①今日は会社を休んでしまったが、やりかけの仕事が気になってしょうがない。 ②この食べかけのパン、だれの？ ③ドアが閉まりかけた電車に飛び込んだ。 「～かけ」の語例 飲みかけ 作りかけ 編みかけ 壊れかけ 腐りかけ 10　～たて ①このパンは焼きたてだから、まだ温かくておいしいよ。 ②ペンキ塗りたてのベンチに間違って座ってしまった。 「～たて」の語例 炊きたて（ご飯） 揚げたて とれたて（魚?野菜） できたて 入れたて（お茶） 産みたて（卵） 11　～っぱなし ①夕べ、電気をつけっぱなしで寝てしまった。 ②夫はいつも服を脱ぎっぱなしにするので、腹が立つ。 ③美容師は一日中立ちっぱなしの仕事なので、疲れる。 「～っぱなし」の語例 開けっぱなし つかいっぱなし 借りっぱなし 出っぱなし 鳴りっぱなし 12　～げ ①子供たちは楽しげに遊んでいた。 ②その子は、病気で苦しむ母親を不安げに見つめていた。 ③彼女は何か言いたげな顔をしていたが、結局何も言わないで帰ってしまった。 「～げ」の付く語例 悲しげ 寂しげ 懐