「コシヒカリ」栽培ごよみ - janasuno.or.jp.docVIP

■目標とする収量及び収量構成 収量 ㎏/10a ５４０ 穂数 本/㎡ 一穂籾数　粒/穂 ㎡当たり籾数　粒/㎡ 登熟歩合　　％ 玄米千粒重　ｇ ３６０～３８０ ８０～８５ 30,000～32,000 ８０～８３ 21.5～22.0 月 ～３月 ４　　月 ５　　月 ６　　月 ７　　月 ８　　月 ９　　月 旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 生育段階?区分 ■幼穂長と出穂前日数 出穂前 幼穂長 ㎜ ２５日 0.8 ２０日 3.6 １５日 17.2 １０日 72.9 使用農薬 種子消毒?床土消毒 箱処理剤 除草剤 本田病害虫防除 農薬成分の配分 成分数 種子消毒 ０成分 苗床土消毒 １成分 箱剤防除 ２成分 除草剤 ３成分 本田防除 ２成分 計 ８成分 【種子消毒】 エコホープドライ 【床土消毒】 タチガレン粉剤?液剤　① 　ブイゲットアドマイヤースピノ箱粒剤　② 【一発剤】 ビックシュア1キロ粒剤　③ 【無人ヘリ防除】 アミスタートレボンSE ② 水管理 ○田植え後は水深を4～5㎝に保ち、活着促進 ○夜間潅水?日中止水を基本とする ○目標茎数の80%確保できたら早めの間断かん水 4～5㎝ 浅　　　水 移植後　　日中止水,夜間潅水　 間断潅水 （中干し）　　間　　断　　潅　　水　　　　花 水　　間　　断　　潅　　水　 落水 深　水 ?生育抑制 （3湛1落） 落水時期は出穂後30～35日 ５～７日　地温水温の上昇を　　無効茎の　　?根の活力促進　　　17℃以下の低温 高温?乾燥時は走水をする 活着促進　図り茎数を確保　　　抑制　　※生育に応じ程度を強弱　→10㎝以上の深水 【育苗】 ○健病づくり １．床土の準備 １箱当たり　5～6? 育苗倍土又は新健太郎 施肥例　1箱当たり（N-1.6g　P-4.0g　K-3.2g） pH5.0～5.5 ２．種子の予措 種子量3.0～4.0㎏/10a ３．播種 催芽籾で150～160g／箱（乾籾130g） ４．管理 高温に注意し、早めに換気する 午前中に控えめな潅水 【土づくり】 完熟堆肥　1t/10a 土壌改良資材の施用→施肥体系を参照 できる限りの深耕　深耕15㎝以上を確保 【田　　植】 栽植密度　20～22株／㎡（坪７０株） １株あたり３～５本植え（株内のバラツキを少なくする） 好天で暖かい日に田植え 田植え後は水深４～５㎝に保ち、活着を促進する。 取り組みに必要な書類 １．平成18年産特別栽培米に関する覚書書（2部） ２．栽培計画票（様式3号―１） ３．栽培管理票（様式3号―２） ４．出荷記録票（様式4号） その他、生育期間中に資材購入伝票?現地の確認を実施いたします 土壌改良材 品目名 保証成分 N-P-K 施肥量㎏/10a 備　　　考 ???? ひとふりくん側条０８６ ２０－１８－１６ （N-3.8　P-3.42　K-3.04） １９㎏以内 ???? ■施肥体系例（10a当たり） ■ １　国のガイドラインの基準を満たすことを条件として生産登録する ２　種子更新を１００％行う。 ３　1.８５㎜以上の網目を使用し、かつ適正な調製をする。 ４　生産履歴を記帳する。 ５　検査規格1等品のみ。 －生産等要件－ 栽培のポイント １　深耕、土づくり肥料などによる土づくり ?耕深１５㎝以上を確保する。 ?ヨウリン８０～１００㎏ ケイカル１００～１２０㎏ ?良質な堆肥１，０００kg/10a施用 ２　薄播きによる健苗育成、小苗移植　 ?１箱当たりの播種量は乾籾で１３０ｇ ?植え付け本数は３～５本（平均４本）とし、太茎形成により登熟を高める。 ?移植時期は５月上旬～中旬を目安とする。 ３　肥効調節型肥料を用いて適正な施肥 ?ひとふりくん側状０８６　１９㎏以内/10a、適正な生育量を確保し登熟?食味の向上を図る。 ４　箱処理剤の施用により葉いもち病及び害虫の発生を抑える ５　除草剤散布の時期を逃さない ６　間断灌水を基本に、落水は出穂後３０日以降 ?有効茎確保後は間断灌水を基本に、生育診断により中干しの程度を強弱。 ?出穂前25日以降の低温時は、深水管理を行う。 ?出穂後の異常高温時には、かけ流し又は灌水により、地温の低下、根の活力維持を図る。 ?落水時期は出穂後３０日頃とする。ほ場条件を考慮し、収穫７～１０日前まで走り水実施。 ７　適正な収穫?乾燥?調製 ?刈取適期は、帯緑色籾率で１０～３％、登熟積算気温１，０００～１，１００℃。 ?高温、急激な乾燥を防止し、適正水分の確保。 ???????????網目1.８５㎜の使用で整粒の確保 ８　栽培基準を守りなすの産米の名声を高めよう －品質?食味の向上へ向けて－ 《 重点事項 》　　 ①