20040709卒論演習.doc

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        電車内空間 ~「無関心」の秩序~                          1c010079-7 石井綾子 はじめに   日曜、午後3時、東西線早稲田駅。座席はうまり扉の前を中心に、立っている乗客がまばらにいる。電車に乗って周囲を眺める。眠る人、本を読む人、携帯をいじる人、車内広告に目をやる人、肩のあたりを気にする人、ぼーっと外を(ガラスに映る自分を?)眺める人、その在り様は実に様々である。しかし、一人で乗っている人に関しては、ある一つの共通点を見出すことが出来る。「無関心」である。隣に人が座って肩が触れても表情ひとつ変えない。急いで走ってきてぎりぎりのところで乗れなかった人を見ても、何もなかったように視線を戻す。それまで楽しそうに友人と話していた学生も、連れが降りて一人になるとサッと無表情を作る。満員電車に至っては、ラグビーのスクラムかのように強く押されても、足を踏まれても「痛い」と声をあげる人はほとんどいない。大人のお尻ほどの背丈で押し潰されそうな子どもを見ても「大丈夫?」などと声をかける人はほとんどいない。私は今回、この異様なまでの他者への無関心こそ電車内空間における最大の特徴だと考え、この視点から電車内空間について考察を進めた。 2.「無関心」を成り立たせる規範   前回の発表で述べた通り、人は自分の周囲に「パーソナルスペース(私有空間)」

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