平成23年度マリンバイオ共同推進機構（JAMBIO）.doc

平成２３年度マリンバイオ共同推進機構（JAMBIO） 共同利用?共同研究の募集について 　マリンバイオ共同推進機構（JAMBIO）では、拠点機関（筑波大学下田臨海実験センターおよび東京大学海洋基礎生物学研究推進センター）を利用して行なう共同利用?共同研究プロジェクト（公募型）を募集します。特に以下の項目に関して国公私立大学、研究所、ならびにこれらの臨海臨湖施設に所属する複数の研究者が行なう共同研究、研究会の開催、学術成果普及事業を募集します。また、独立行政法人や民間企業からのプロジェクトも歓迎します。 共同実施項目 ①海洋生物学?陸水生物学の分野で優先して行なう必要のある共同研究 ②生物発掘など新たなリード研究に繋がる共同研究、およびボトムアップ研究 ③広く生物学など基礎科学一般に波及する研究 ④研究成果の社会への発信、および次世代人材の育成に関するプロジェクト ⑤拠点を利用した海洋生物学?陸水生物学に関する研究集会 　共同利用?共同研究に採択された場合には、利用に係る旅費を拠点が負担致します（平成２３年度予算成立を前提とします）。施設利用料、機器使用料など拠点利用に係る経費につきましては、利用者に負担して頂きます。なお、本公募以外の利用に関しましても、公募外利用としてこれまで通り受け付けます。 （１）提出書類 申請書（様式１、電子ファイル） （２）提出期限 平成２２年１２月２４日　締切を平成２３年１月１７日にします。 （３）提出先および問い合わせ先 筑波大学下田臨海実験センター内　 マリンバイオ共同推進機構（JAMBIO）事務局 E-mail: jambio@kurofune.shimoda.tsukuba.ac.jp （件名を「H23公募利用申請」として下さい） （４）報告書の提出 　研究代表者は、平成２４年３月３１日までに報告書（様式２、電子ファイル）を提出してください。共同研究の成果を学術論文として報告した場合にはその電子ファイル１部を提出してください。また、論文中にJAMBIOを利用した共同研究であることを明記してください。 This work was carried out in part as a joint-research in Japanese Association for Marine Biology (JAMBIO). （５）参考 施設所属の教員の研究内容および共同利用?共同研究に供することのできる施設?設備（ホームページURL） 筑波大学下田臨海実験センター 稲葉一男（教授） 鞭毛繊毛の構造と機能、精子の構造と機能、受精と環境、分子モーターダイニンの構造と機能、海産生物のプロテオーム解析、タンパク質の分離精製 齋藤康典（准教授） 群体ボヤの系統分類、発生、カイメン類の発生、海産生物の自己非自己認識機構 笹倉靖徳（准教授） ホヤ初期発生、後期発生の機構、ホヤを中心とした海産生物トランスジェニック技術、分子遺伝学、ホヤ純系の作製技術 Sonja Rueckert 下田周辺の魚類寄生種の多様性と生理、アピコンプレックス門グ 　　　（准教授） レガリン類を中心とした海産生物寄生種の進化系統学 青木優和（講師） 沿岸ベントスの移動と分散の過程、小型甲殻類の分類と生態、海底基盤を利用した海中林の実験生態，藻場および流れ藻生態系における動植物間相互作用 谷口俊介（助教） ウニ初期発生、ウニ体軸形成の分子機構、ウニ神経系の分化およびネットワーク形成機構 柴　小菊（助教） 鞭毛繊毛の運動機構の生理学、細胞におけるカルシウムイメージング、運動の高速ビデオによる解析 守田昌哉（助教） 受精環境と生殖、魚類精子の運動調節、サンゴの生殖生理 中野裕昭（助教） 珍渦虫、センモウヒラムシ等海産無脊椎動物の発生、進化系統学 和田茂樹（助教） 沿岸生態系と海洋炭素循環、地球環境、藻類による有機物生産 【施設?設備】（URL: : http://www.shimoda.tsukuba.ac.jp/） 研究棟３棟、宿泊棟、実習棟、潜水設備、研究船３隻。 質量分析計、DNAシーケンサー、PCR装置（定量PCR含む）、遺伝子導入装置、オートクレーブ、乾熱滅菌器、マイクロプレートリーダー、電気泳動装置、化学発光ゲル撮影装置、各種遠心機、各種光学顕鏡、共焦点レーザー顕微鏡、電子顕微鏡（TEM, SEM）、軟エックス線撮影装置、光学顕微鏡用切片作製装置、カルシウムイメージング装置、CCDカメラ、高速ビデオカメラ、HPLC、凍結乾燥機、ロータリエバポレータ、分光光度計、蛍光分光計、インキュベータ、超低温槽などの研究機器。 海産生物飼育施設、恒温循環水槽、低温室、組換えDNA実験室（P1,