十勝川流域下水道事業計画変更認可概要.docVIP

芽室町流域関連公共下水道事業計画（変更案）概要 (1) 全体計画は、帯広圏域都市計画マスタープランの策定および下水道全体計画の策定年次をかんがみて、流域下水道および流域関連と整合を図り、平成32年度まで延伸する。認可計画は、帯広圏域都市計画マスタープランの中間年次である平成27年度とする。 　?帯広圏域都市計画マスタープラン：平成22年度見直し、平成27、32年度目標 　?第4期芽室町総合計画：平成19年度策定、平成29年度（2017年度）目標 (2) まちの総合計画（第４期芽室町総合計画）における将来の都市像（構想区域）にあわせて、全体計画区域の見直しを行った。具体的にはコンパクトシティを鑑み、本町地区35.0ha、東芽室地区45.0ha、合計80.0haの削減を行い、全体計画区域994.0haから914.0haの区域縮小を行う。なお、認可計画の拡大、縮小は無く、793.0haとする。 (3) 帯広圏域都市計画マスタープランの変更により、計画人口ならびに各種汚水量の諸元の見直しを行った。 全体計画人口（H32） 行政人口：人口問題研究所の人口を採用（都市計画と整合）：18,400人(H32)、 計画人口：都市計画マスタープランと整合：15,000人(H32) 認可計画人口（H27） 行政人口：人口問題研究所の人口を採用（都市計画と整合）：18,600人(H27)、 計画人口：都市計画マスタープランと整合：14,800人(H27) 原単位 ?生活排水量は、一般家庭から排出される汚水量であり、1人1日生活汚水量原単位に計画人口を乗じることによって求める。生活排水量原単位は、市町によって多少のばらつきはあるが、基本的な生活水準は同レベルと考え1市3町を統一したトレンド値を採用し200L/人/日を採用した。 ?営業汚水量は、工場を除く営業用（事務所、学校など）の水量のことであり、基本的には昼間人口として考えられる計画人口などの人口に密接に関連している項目である。そのため、計画人口に対する生活汚水量の割合で示すことが一般的である。１市３町では、市街地が既に成熟しており、今後も大きな変革はないものと考えられることから、水道給水実績により求め、3町の営業用水率は0.15を採用した。 工場排水量 芽室町の工場排水量の実績から、現状は、過去５ヶ年の工場排水量実績の最大値程度であると考えられる。また、平成19年度より特定工場（食品）のN乳業が芽室町に進出しており、工場排水量の大幅な増加が見込まれている。そのため、今後の芽室町の工場排水量は、出荷額のトレンドでは表現しきれないことから、この特定工場の排出予定量を見込むこととした。なお、新たな工場進出は、当面予定がないため現状維持とし、4,850m3/日（日平均?日最大）とした。 地下水量 芽室町に関しては、有収水率が63%と不明水の流入が目立ち、地下水量が比較的多い結果となっている。今後は、不明水対策を十分に行うことを前提条件に、指針の範囲内（10～20%）として、20%を採用する。 芽室町流域関連公共下水道計画概要　その１  「地下水量は、計画区域と類似した条件の施工事例等から推定し、一般的に生活汚水量と営業汚水量の和に対する日最大汚水量の10～20%を見込むものとする。」（下水道施設計画?設計指針と解説　前編 -2009年版-） 4