日本の概要全解.ppt

日 本 の 概 要 国旗：法律上日章旗（にっしょうき）と呼ばれ、一般的に 日の丸（ひのまる）。 国章（準）：慣例的に天皇家の家紋 である十六弁八重表菊紋（菊花 紋章）を国章としている。 首相?政府（内閣）の慣例的な紋章 である五七桐花紋（ごしちのきりかもん） と呼ばれる桐紋も、国章に準じる。 国花:　桜。山桜、八重桜（ヤエザクラ）など、種類は多い。花見のとき見るのはソメイヨシノがほとんど。満開から一週間程度で花が散る。サクラの花は葉が出そろう前に花が咲く。 江戸時代の学者本居宣長は「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜かな」と歌った。また「武士道とは桜の花だ」という、桜を日本人の精神の象徴としている。 花の塩漬けは、お茶または湯に入れて茶碗の中で花びらが開くことから、祝い事に使われる。 国歌―君が代（きみがよ） 法律上1999年公布された。昔の和歌を基に明治時代の音楽家が作曲した。 面積：377835㎞2 人口：1.27億 首都：東京 民族と宗教：大和（やまと）民族と呼ばれる。またアイヌが北海道の先住民族である。日本人神や仏を同等に信じ、複数の宗教の儀礼に参加している。七五三や初詣、あるいは季節の祭りを神社で行い、葬式や盆などを仏教式で行う。キリスト教徒が少ない。 　七五三：１１月１５日は「七五三」の祝いの日とされています。これはこの年、数え年三歳と五歳の男児、三歳と七歳の女児がお宮参りして、氏神さまにすこやかに成長したことを感謝し、これからの幸福を祈願するお祝いの行事です。 　初詣：本来は大晦日の夜半(または元日の早朝)に、恵方参りと言って「恵方（えほう＝その年の歳徳神の方角＝干支により定められる）」に位置する社寺に詣でる習慣がありました。現在では大晦日にお寺に参拝して除夜の鐘を聞いて、その足で神社に詣でる人が増えつつあるようです。 天皇：明仁（あきひと）、年号平成（へいせい）、1989年より在位。魚類学者としても知られる。 建国記念の日：2月11日。 政治：1947年憲法が制定された。 立法権を国会、司法権を裁判所、行政権を内閣に分配する三権分立制を採る。 国会は、衆議院と参議院の二院からなる。国会議員は選挙によって選出されるが父子ともに政治家になる世襲議員も多い。 国家の行政機関は中央省庁あるいは単に省庁と呼ばれる。内閣府、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省などの1府12省庁がある。外交はアメリカとの同盟関係を重視する。 憲法 第9条 憲法の条文の1つであり、「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」の3つの要素から構成される。 国土 日本は四つの大きな島と約6800の小さな島からなる。 4つの島は北海道、本州、四国、九州で、本土という。 最東端の南鳥島は本土と1800キロも離れている。北にオホーツク海、北西に日本海、南西に東シナ海、南にフィリピン海、東に太平洋と周囲をすべて海に囲まれる。 国土の約70%が山地である。本州は下表のようにほかの三つの島と橋やトンネルで連絡されている。本土の一体化が実現されている。 日本の東西南北 最北端 最東端 最南端 最西端 瀬戸大橋:総延長13.1km。道路鉄道併用橋では世界一。 気候 大半の地域は温帯に属する。 降水量は比較的に多い。 日本海側を中心に世界でも有数の豪雪地帯となる。 夏季は高温多湿の日が続く、台風も多い。5月から7月にかけて梅雨が起こる。 日本の行政区画 日本は都道府県（1都1道2府43県計47）という行政区画から構成される。 一般的に8地方と分かれる。 都道府県のリーダーは知事で、行政機構は庁といい、その下に基礎的な地方公共団体―市町村がある。 行政は市役所、町役場で行う。 主要都市 横浜、大阪、名古屋、神戸、札幌など。 健康と保険 日本国内に住んでいる全国民は何らかの形で健康保険に加入する。国民の平均寿命（2006年）は男性79.0歳、女性85.8歳であり、世界一長寿である。しかし、少子高齢化が進んでいる。65歳以上の老人は21％を占めるようになっている。 日本は治安が世界的に最もよい国の一つであるが、なぜか自殺率が高い。 世界遺産 日本国内には、国連の世界遺産リストに登録された11件の文化遺産、3件の自然遺産がある。