平成19年度食育指導者養成研修.docVIP

１　題　材 　　　育ちゆく体とわたし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２　目　標 ○　よりよく体を発育?発達させるために、学んだことを今後の生活に生かそうとしている。 ????［健康?安全への関心?意欲?態度］ ○　自分の生活を振り返り、心身の健全な発育のために必要なことは何か、考えることができる。 ????［健康?安全についての思考?判断］ ○　調和のとれた食事、適切な運動、休養?睡眠が体をよりよく発育?発達させるために必要で あることを理解している。　　　　　　　　　????［健康?安全についての知識?理解］ 　　　　　　　　　　　　　　　　 ３　食育の視点 ○　健康の保持増進には、栄養バランスのとれた食事とともに、適切な運動、休養及び睡 眠が必要であることがわかる。?????（心身の健康） ４　指導計画（全4時間） 第1時　　わたしは4年生 第2時　　よりよいからだの育ち【本時】 第3時　　おとなへのからだの変化　 第4時　　おとなへのこころの変化　 ５　指導上の立場 ◎題材観 本単元は、体をよりよく発育?発達させるためには、調和のとれた食事、適切な運動、休養と睡眠などが必要であることを理解し、自分の生活を振り返り、自ら実践する能力や態度を育てることをねらいとしている。 ◎本題材で工夫する点や手立てについて 毎日繰り返される生活（食事、運動、休養?睡眠）が自分の成長に与える影響について、自分自身の生活を振り返ることで確認できるようにしたい。なかでも調和のとれた食事については、学校給食の献立を教材に活用することで、バランスよく食べることの重要性に気がつくようにする。 ◎栄養教諭のかかわり方の工夫について 体をよりよく発育?発達させるために、食事については、特に体をつくるもとになるたんぱく質、不足しがちなカルシウム、不可欠なビタミンなどを進んで摂取する必要がある。学級担任と栄養教諭とのＴＴによる授業を展開し、調和のとれた食事とはどういうものかを学校給食の献立を教材としてアドバイスすることで、より理解が深まる。 ６　本時案（計画　第2時）　　　　　　　　　　　　　　　T1???担任T2???栄養教諭 目　　標 心身の健全な発育や健康の保持増進のためにはどのような生活を送ったらよいかを考え、判断することができる。　　　　　　　　 ［健康?安全への思考?判断］ 体のよりよい発育?発達のためには、調和のとれた食事、適切な運動、休養?睡眠が必要であることを理解する。　　 　 ［健康?安全への知識?理解］ 学習活動?内容 教師の支援 評価［観点］（方法）資料等 1 クイズに答える。 2 元気に大きくなるために必要なことを班で考える。 3体のよりよい発育発達のために次のことが大切であることを知る。 （１）調和のとれた食事 （２）適度な運動 （３）適切な休養? 睡眠 4わかったことをまとめ、これからのめあてを決める。 T1　２枚のレントゲン写真（密度の濃いものと薄い もの）を見せ、どちらが元気な人の骨かを考えるように問いかける。 T1　元気に大きくなるために必要なこと（ひみつ） について、班で考えさせる。 T1　自分の生活を思い返すように声をかけ、気付く ことができるように支援する。 T1　食事、運動、休養?睡眠の大切さに気付くこと ができるように助言する。 T1　班で意見をまとめ、発表させる。 T1 栄養教諭をゲストティーチャー（Ｔ２）に迎え て、授業を行う。特に、３（１）食事に関する ところで指導を行う。　 T1 食事の大切さについて栄養教諭の話を聞くこ とを紹介する。 T2　赤黄緑の３つの食品グループについて、表や図 により、働きもあわせて思い出せるように支援す る。 T2　今日の給食に使われていた食材を３つのグルー プに分類し、給食ではいつもいろいろな食品が 使われていることを示す。 T2　一度の食事で３つのグループがそろうことの大 切さを確認する。 T2　体のよりよい発育?発達のためには、特にたん ぱく質、カルシウム、ビタミンが大切であるこ とを説明する。 T1　２で出た意見を振り返りながら、食事以外のポ イントとして運動についても大切であることを確認する。 T1　自分たちができそうな運動を班で考える。 T1　自分に適した運動を続けることは、さまざまな 効果があることに気付くことができるようにす る。 T1　休養?睡眠は体の成長にとって重要な役割を果 たしていることを、グラフを用いて説明する。 T1　ワークシートにわかったことを記入し、発表さ せる。 T1?T2　食事、運動