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医療概論まとめ １８世紀　フランス：「病人をみるな病気をみよ」 １９世紀　ドイツ　：「実験医学」細菌学で西洋医学をリード 　　　　細菌学の発達　　　「特定病因論」：ある病気になるにはある特定の原因がある。 ２０世紀　アメリカ：「科学的医学」「病気をみるな病人をみよ」 　　科学技術　　　医療技術の進歩　　　　　?西洋医学　　　　　人間機械論 近代医学の課題：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特定病因論 ①感染症から成人病へ　　　　「生活習慣病」 　　　　死亡順位（H１２年度）２０００年度 　１．悪性新生物　　　２．心疾患　　３．脳血管疾患　　４．肺炎　　５．不慮の事故　 ②人間的医療の要求：「病人を癒す」　　「全人格的医療」 　身体?心理?社会?宗教などの各方面にわたる　　医師のみならずスタッフととりくむ。　　　　　　　　　　　　③先端医療：「脳死」前提とした臓器移植 　「脳死」???人の死と見做す　「臓器の移植に関する法律」で移植が可能となった。 　　　　　　　　　　　　　　　　１９９７年10月16日施行 ターミナル?ケア（：ホスピス：チーム医療）：終末医療、末期医療 ターミナル?ケアで行われる治療の原則。 　　　『まず、そのとき患者のもっている苦痛を少しでも軽減することを目指すこと』 　　　　　　痛の除去 　　　　　　　　　　苦痛が和らぐ 　①　家族との面会　やすらぎを覚える 　②　身辺整理の機会を与える　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国家試験に 　③　全人格的医療　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出た項目 　④　ＩＶＨ（静脈内高カロリー輸液）　ＩＶＨ：鎖骨下静脈の略 　⑤　家族に対するケア（ソーシャル?ワーカーとの相談など） ＜臨死患者がたどる心理過程の分類＞ キューブラー?ロス女史の仮説：　(精神科の医師) 　　第１段階：否認の段階　　　第２段階：怒りの段階　　第３段階：取り引きの段階 　　第４段階：抑うつの段階　　第５段階：受容の段階 プライマリーケア プライマリーケアの精神　　　　　健康は基本的権利である 　　（「基本的人権として健康の権利」　ＷＨＯ憲章） 第１次医療、初期医療ともいう。 　　　　　基本的かつ重要な保健医療で、 　　　　　健康増進、疾病管理、リハビリテーションなどを含む包括的医療をいう。 ○　医療従事者（数の多い順）　　　 １．看護師 ２．医師　３．薬剤師　４．はり師?きゅう師　５．あん摩マッサージ指圧師 ６．歯科医師 ７．歯科衛生士 ８．歯科技工士 ９．保健師 10．柔道整復師　11．助産師 ○　医療施設従事者 理学療法士 ２．作業療法士 ３．視能訓練士 ４．診療放射線技師　５．診療Ｘ線技師　　　 ６．検査技師(臨床、衛生、他）７．マッサージ師　８．看護業務補助者　９．事務職員 １０．医療社会事業従事者 ※　チーム医療とは何か？ 広く医療に関係する専門職種が共同して医療を提供すること。 ○誰が？　　医師、看護師、薬剤師、ケースワーカー、心理療法士など(あはきも入る) ○なぜチーム医療が必要か？ 医療の専門分化が進み患者を一人の医師が診る形態から 多くの専門職が関わる形態へと変化した。 医療が単に疾患の治療に専念することから全人格的医療へと変化してきた。 医療施設： １．病院　：医師または歯科医師が、公衆または特定多数人のため医業又は歯科医業を 　　　　　　　 行う場所であって、患者２０人以上の収容施設を有するものをいう。 地域医療支援病院 ：　?（略）病院であって地域における医療の確保のために必要な支援に関する 　次に揚げる要件に該当するものは、その所在地の都道府県知事の承認を得て 　地域医療支援病院と称することができる。」 ※要件例：他の病院又は診療所から紹介された患者に対し医療を提供する。 　　　　　　　　　（第二次医療に相当する） 　　　　：当該病院に勤務しない医療従事者の診察、研究または研修のために利 　　　　　用させるための体制が整備されていること。 　　　　：救急医療を提供する能力を有すること。 　　　　：地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有すること。 　　　　：患者２００人以上の収容施設を有すること。 特定機能病院　　第三次医療に相当 　　　　： 「病院であって、次に掲げる要件に該当するものは、厚生労働大臣の承認を 　　　　　　得て特定機能病院と称することができる。」 要件例：高度の医療を提供する能力を有すること。 　　　 　：高度の医療技術の開発及び評価を行う能力を有すること。 　　　　　：高度の医療に関する研修を行わせる能力を有すること。 　　　　　：患者５００人以上の収容施設を有すること。