第六课随笔感想文纪行文专用课件.pptVIP

第六課　紀行文?感想文?随筆 一　紀行文 １、紀行文とは 　　　紀行文とは旅の見聞を材料として書く文章である。 　　　旅の目的は様々ある。観光の旅、見学の旅、調査の旅、業務や商用の旅、帰省の旅などである。したがって、旅を材料とした文章も目的に応じて色々有り得るのである。 　　　紀行文は特に旅行の記録を中心とし、自分の思い出のための文章、或いはほかの旅行者への案内記にもなるべきである。 ２、紀行文の書き方の留意点 　　紀行文を書くためには次のことに注意して書くとよい。 ①旅行過程（時間の経過や旅の経路）を明瞭に書き、場合によっては交通機関や旅費なども気障りでない程度に書くこと。 ②土地の名前?個性?風物?名産なども巧みに描きだすようにすること。 ③多少の主観的な表現は許されるから、読者の興味をそそるように書くこと。 ④読者の興味を引くためにはまず旅の印象を具体的に表現すること。 ⑤旅をするときはできるたけメモを取っておくこと。 ⑥人間の生活も忘れないで描くこと。 ⑦素材を取捨選択し、構想を工夫して感想も書き入れること。 ⑧書く内容が真実であること。 二　感想文 １、感想文の内容としては、次のようなものが考えられる。 ①日常生活で体験したことについての感想 ②旅先で目に触れ、耳に聞こえたものについての感想 ③本を読んだり映画を見たりしての感想 ④人の話を聞いたり、音楽や放送を聞いたりしての感想 ⑤ある事件を直に見たり聞いたりした感想 ⑥心に浮かぶ様々な感想 ２、感想文を書くときの留意点 ①感銘の深い体験をもとにして迫力のある内容を盛ること。 ②感想の根拠を明らかにすること。 ③感想を主に、説明を従にして書くこと。 ④感想の焦点を絞り、思想を乱さず、首尾一貫するように書くこと。 ⑤自分の感想を率直に偽りなく、正しく表現するとともに、客観的な反省もわすれないようにすること。Ｊ 三　随筆文 １、随筆文とは 　　　感想に対する特に随筆文という場合は、書き手の主観的な感想がそのまま直接に現れるのでなく、客観的な事柄を具体的に描いて、そこに自ら作者の感慨や感想が滲み出ている文章を指すものである。 ２、随筆文の書き方留意点 ①形式にとらわれず、気分の赴くまま、即興的に、気楽に書き述べること。 ②必ずしも主題は首尾一貫することを要求せず、断片的でも構わない。 ③素材内容も限られず厳正さを必要としない。感じたこと、見聞したこと、経験したことなど何でも書いで良い。必要なのは素材を生かすことで、経験と感想を入り交じった文章にしても差し支えない。 ④読者に興味深く読ませるために、叙述の技巧が必要となる。 ⑤まず、自分の深く感じたことを題材として選ぶこと。 ⑥話のヤマを見つけて書くようにすること。 　　ヤマは一つでもよいし、またいくつかの小さなヤマが連なっている場合もある。しかし、その場合は、それらを結ぶ一本の線がなければならない ⑦書き出しと結びを工夫すること。 　　　優れた書き出しとは、話の糸口を開き、主題を暗示し、読者の関心を一挙に引き付けるような表現である。 　　　結びの方法としては、一つは、話のヤマの上に立って、一編の絶頂ともいうべき感動をそこに結晶させる方法である。これに近い方法としては、ヤマそおものを最後に持ってきて、さっと筆を結び、後は余韻余情に任せるというやり方である。また話のヤマを受けながら、さりげなく作者の感想を添えて、味わうべき余韻の方向を暗示する方法も随筆の結びとしてはふさわしい。 * *