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第25回一般社団法人日本顎関節学会総会?学術大会 開催のご挨拶　 第25回一般社団法人日本顎関節学会総会?学術大会 大会長　柴田考典 北海道医療大学歯学部生体機能?病態学系組織再建口腔外科学分野 　第25回一般社団法人日本顎関節学会総会?学術大会のご案内をさせて頂きます。 　本学会が札幌で開催されるのは、札幌教育文化会館において中村進治大会長(北海道大学歯学部歯科矯正学講座）のもとに開催された第10回大会(1997年7月31日-8月1日)以来、15年ぶり2度目となります。 　本学会は、この間に有限責任中間法人を経て一般社団法人格を有する学際的な学会として発展して参りました。さらに、2013年度には国民、顎関節症患者、地域の歯科医師および医師等の社会的要請に応えるために、顎関節症専門医制度の施行を予定しております。 　本学術大会では、「(顎関節症の)鑑別診断を極める」を大会テーマとして?さまざまな企画を欲張って組み込みました。 　主題口演として矢谷博文氏に「顎関節症の症型分類を再考する」と題してご講演いただきます 　教育講演として、坂東永一氏に「顎運動研究の現状と将来展望」、佐野　司氏に「パノラマＸ線写真で顎関節がどこまで分かるか」、築山能大氏に「顎関節症の症状を呈する他の疼痛性疾患との鑑別」、近藤壽郎氏に「in vitro滑膜炎モデルから顎関節を考える」、志賀 博氏に「顎関節症患者の機能評価のガイドライン」、井上農夫男氏に「顎関節症の診断基準と診療ガイドライン」について総覧していただきます。 　ハンズオンセミナーとして、村上賢一郎氏、川上哲司氏に「顎関節腔穿刺法の実際とその応用」を、さらに鱒見進一氏、皆木省吾氏に「スプリントの作り方、使い方」について成書をテキストとして解説いただく予定です。 　学会奨励賞受賞講演としては、木野孔司氏に「顎関節症の診療ガイドライン作成における“Patient Question”収集のための患者ボランティアに対する個別面説調査」について報告していただきます。 　さらに、一般臨床歯科医の方々からの提案により「臨床医が知っておきたい一軸(身体)?二軸(精神)の鑑別診断 のポイント」と題して医療連携セミナーを企画して頂きました。 その中で甲斐貞子氏に?日常臨床における歯科疾患と顎関節症の鑑別診断のポイント?、今井昇氏に「神経内科医から見た顎関節症の鑑別診断」、野澤健司氏に「どこで歯科医はⅡ軸障害に気づいたらいいのか？」、宮地英雄氏に「精神的問題が疑われるときに歯科医師に考えてほしいこと」についてお話し頂きます。 　また、本総会?学術大会は一般社団法人日本顎関節学会認定医制度暫定内規に定めます認定医認定の最終年に当たります。最後の認定医申請者ポスタープレゼンテーションになりますので、認定医取得を目指される会員の皆様は奮って応募していただければ幸いです。　 　　　 　7月の北海道は梅雨がなく、初夏の草花が咲き乱れ緑あふれる最も美しい時候です。特に、ラベンダー?ポピー、ルピナスを代表とする北海道の夏の美しい花畑、小麦畑のコントラストは一見の価値のある景観といえます。 　大会諸行事を確定するに至るまで?覚道健治理事長、栗田賢一学術大会運営委員長はじめ役員ならびに学会会員の皆様には大変お世話になりました。紙面をお借りして厚くお礼申し上げます。 最後に?皆様方のご支援によりまして?本学術大会が成功裏に終えることを心より祈念致しまして?開催の挨拶とさせて頂きます。 第25回一般社団法人日本顎関節学会総会?学術大会のご案内 　　　大　会　長　柴田　考典 準備委員長　永易　裕樹 　　　　　　（主管　北海道医療大学歯学部生体機能?病態学系組織再建口腔外科学分野） 第25回一般社団法人日本顎関節学会総会?学術大会 会期：2012年7月14日（土）,15（日） 2012年は役員改選年に当たりますので、理事会、社員総会等の役員会は7月13日（金）午前中より開催いたします。 会場：シャトレーゼ　ガトーキングダム　サッポロ 〒　002-8043　札幌市北区東茨戸132　 Tel：011-773-2629　URL：/ メインテーマ：「鑑別診断を極める」 【プログラム】 　１．主題講演 　　「顎関節症の症型分類を再考する」 　講師：矢谷博文 (大阪大学大学院歯学研究科 口腔科学専攻 顎口腔機能再建学講座 クラウンブリッジ補綴学分野)　　 　２．教育講演 　　教育講演１　 　　　「顎運動研究の現状と将来展望」 　　講師：坂東永一(徳島大学 名誉教授) 　　教育講演2 　　　「パノラマで顎関節がどこまで分かるか」 　　講師：佐野　司(東京歯科大学 歯科放射線学講座) 　　教