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プログラム名 ：核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減 ?資源化 PM 名 ：藤田 玲子 プロジェク ト名 ：核反応データ取得及び新核反応制御法 委 託 研 究 開 発 実 施 状 況 報 告 書 （成果） 平成 27 年度 研究開発課題名 ： 最先端研究基盤の利活用 ?提供 研究開発機関名 ： 国立研究開発法人理化学研究所 研究開発責任者 ： 上垣外 修一 1 Ⅰ 当該年度における計画と成果 １．当該年度の担当研究開発課題の目標 と計画 LLFP ビーム生成 と供給 107 135 93 ウランビームを加速 し、BigRIPS において核分裂反応を利用 して Pd, Cs、 Zr 等を分離 し LLFP ビームを生成、シ ミュレーシ ョン結果 との比較を行 うとともに、超前方多機能スペク トロメータ ZeroDegree Spectrometer、多粒子測定装置 SAMURAI でおこな う核反応断面積測定実験に供給する。 高強度ウランビーム安定化 ?LLFP ビーム長期生成に必要な装置改修 安定した高強度のウランビームが得 られるよう、SRC をはじめ必要となる加速器の高安定化、とくに 高周波加速装置の制御システムの最適化を行 う。また、長期にわたるウランビーム供給の際の荷電変 換装置周辺の放射化を抑制すべ く、オ リフィス径の拡大や トランスポー ト系の改造、真空ポンプシス テムの強化など、ビームラインの開発 と整備を行 う。 ２．当該年度の担当研究開発課題の進捗状況 と成果 2-1 進捗状況 LLFP ビーム生成 と供給 平成 27 年 4 月初旬には、345MeV/核子のエネルギーに加速された 238U ビームからBigRIPS を用いて、 90 93 107 135 核反応断面積測定実験で要求されている Sr/ Zr、 Pd、 Cs の LLFP ビームを 100,200MeV/核子のエ ネルギーで生成 し、BigRIPS の設定パラメータを取得 した。その後、核反応断面積の測定実験をおこな うために、上記の LLFP ビームを順次超前方多機能スペク トロメータ ZeroDegree Spectrometer に供給 した。 238 90 93 79 平成27年 10月下旬には同じく345MeV/核子のエネルギーに加速された U ビームから、Sr/ Zr, Se 93,94 93,94 ビームを 110 MeV/核子で、また Zr, Se ビームを 200MeV/核子で生成 し、多粒子測定装置 SAMURAI で行 う核反応断面積測定実験に供給 した。 平成 27 年 12 月初め