防災スコープ（追補版） uji-.docVIP

事業所用 地震対応マニュアル 富士商工会議所 大規模災害対応連絡会 平成２３年６月１日 [企業名] [事業所名] 目　　次 １　マニュアルの目的、適用範囲 3 ２　震災に備えての事前対策 3 (1)　点検及び安全確認 3 (2)　防災教育及び訓練 5 ３　地震発生直後の職場の初動対応 6 ４　組織で行う緊急対応 7 (1)　自衛消防組織の構成 7 (2)　対策本部 7 (3)　初動対応業務 7 (4)　緊急対応業務（各班） 10 (5)　衛生管理業務 ( [地区隊?衛生班] ) 12 ５　施設再開までの復旧業務 12 付則　東海地震警戒宣言発令時等の措置 14 １　マニュアルの目的、適用範囲 (1)このマニュアルは、地震等による混乱防止、発災後の被害軽減を図ることを主な目的とする。 (2)地震対策については、別に定めのある場合を除き、このマニュアルの定めによる。 ただし防災教育及び訓練等にあっては、防火教育及び消防訓練も含むものとする。 (3)このマニュアルは、[事業所名]に勤務する者及び出入りするすべての者に適用する。 ２　震災に備えての事前対策 (1)　点検及び安全確認 ①任務分担 点検責任者 部署及び氏名 火元責任者 建物、施設担当 電気設備担当 消火器担当 火気設備担当 危険物担当 ②点検?確認項目 　点検責任者は、地震災害を防止または軽減するため、次の対策を実行し、定期的に状況 を確認する。 ?　建築物、工作物、設備等の安全確保のための点検及び補強（キャビネット、書棚、ロッカー、コピー機等の転倒防止など） ?　窓ガラス、看板等の落下及び飛散防止 ?　火を使用する設備、器具等の点検及び安全措置（出火防止） ?　消火器等の準備及び適正管理 ?　危険物、毒物、劇物、高圧ガス等の貯蔵及び取扱場所の点検並びに転倒又は落下による漏えい及び流出防止措置 ?　建物からの安全避難の確保及び点検 ?　救出、救護等の資器材及び非常用物品の準備及び保管 ?　高所に置かれた重量物がある場合には、低所に移動または確実に固定する。 ?　表１の備蓄品を確保するとともに、定期的に点検する。 ?　表２の救助、救出用資機材を確保するとともに、定期的に点検する。  表１　備蓄品一覧 備蓄品目 数　量 点検頻度 備蓄場所 [飲料水３日分（1日3?×従業員数）]※ [○階防災倉庫] [非常用食料（缶詰、乾パン、インスタントラーメン等）３日分／１人×従業員数]※ [医薬品(殺菌消毒剤、火傷薬、整腸剤、止血剤、絆創膏等）] [救急セット（止血帯、包帯、ガーゼ、三角巾、脱脂綿、ナイフ、ハサミ、ピンセット、体温計、副木、毛布等）] [○階南倉庫] [懐中電灯、予備乾電池、ローソク、マッチ、ライター] [携帯ラジオ(携帯用テレビ)、予備乾電池] [携帯用拡声器,????????,予備乾電池] [衣類等(ヘルメット,タオル,下着,毛布、寝袋、テント、防寒衣、防水シート、長靴、運動靴等）] [洗面用具、ドライシャンプー、衛生用品（生理用品?紙おむつ等）、ウェットティッシュ、マスク、暖房器具?用品, 簡易トイレ等排泄関連用品] ※飲料水及び非常食は、帰宅困難等により事業所内に留まることが予想される従業員、訪問者、顧客の数を満たす数量を確保する。 表２　救助用資機材等一覧 救助、救出用資機材等品目 数　量 点検頻度 保管場所 [シャベル（スコップ）、つるはし、はしご] [○階防災倉庫] [○階北倉庫] [ジャッキ（○??用）、掛矢、バール] [ハンマー、のこぎり、カッター、エンジン式チェーンソー] [金てこ、鉄パイプ] [ロープ、ビニール袋] [ヘルメット、軍手（または皮手袋）] [担架、毛布等] [非常用照明器具] ※救助、救出用資機材の数量は自衛消防組織の[救出救護班]員数を満たす数量を確保する。 (2)　防災教育及び訓練 ①　防災教育の実施時期 　防火管理者は以下の通り従業員等に対して防災教育を実施する。 ○従業員全員に対する教育 　毎年[○月]に実施する。ただし、業務上の事情によって変更することがある。 ○新入社員に対する教育 　採用時の研修中に所定の防災教育を実施する。時間数は防火管理者と[人事部]が協議 して決める。 ②　防災教育の内容 ?防災管理規程、各種防災マニュアルの周知徹底 ?火災?災害予防上、遵守すべき事項 ?防災に関する従業員の役割と責任の周知徹底 ?安全確保等に関する事項 ?地震対策に関する事項 ?東海地震警戒宣言