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産業発展のルーツと戦略―日中台の経験に学ぶ― 園部哲史?大塚啓二郎 （FASID） 今日の報告内容 産業発展とその研究の重要性 内生的産業発展論 産業発展の戦略へ向けて 産業発展とその研究の重要性 産業発展の重要性 貧困からの本格的な脱出 産業発展の研究とは 発展のパターンと仕組みの解明 研究の重要性 市場の失敗を見極める視点を提供 政策の評価基準を提供 将来的には 事例研究の蓄積 支援政策の実験 始発期→量的拡大期→質的向上期 日本のオートバイ製造業：企業数の推移 日本のオートバイ製造業： エンジンの質の向上 台中の工作機械産業の事例 質的向上期： 温州の弱電器産業の事例 温州の低圧電気産業の例（続）製品を改善し、適切な販売戦略をとった企業が急成長（1980年代末に急成長した企業の規模（付加価値）を１とする） 内生的と称する所以 集積の経済 情報のスピルオーバー 補助産業の発達（企業間分業の発達） 特殊技能の労働市場の発達 １と３は表裏一体（たぶん２も） 市場が市場らしく機能する（外部の情報を共有、評判および共同体メカニズムで取引費用削減） 革新の機会を拡大 流通市場の発達（商人?問屋?商社と製造企業の分業による） 産業発展の支援戦略 産業発展の支援戦略 モデルプラントと幼稚産業保護の相違 モデルプラント たしかに外国製品を買うかわりに国産品をつくる 学ばせることに主眼 スピンオフを奨励 幼稚産業保護 保護していれば、自分で学ぶだろうという発想 保護することに主眼 基礎がなければ自力では学べない 今後の研究の主なターゲット * * * ブランドの確立 直接販売の隆盛 取引の長期化?緊密化 or 垂直統合 技術?流通?組織 の革新 模倣も活発 非効率企業 退出 生産性上昇 高等教育あり 老舗の二?三代目 外で修行 質的 向上 市場取引の拡大 特化 産地の形成 with 「集積の経済」 模倣の模倣 生産性の緩慢な上昇 or 低下 利潤率の低下 玉石混交 独立起業（暖簾わけ喧嘩別れ） 次第に素人も 量的 拡大 都市 or 便利だが貧しい農村 外国技術の稚拙な 「革新的」模倣 わりと優秀 商人?技術者?（科学者） 始発 制度と立地 技術 革新と模倣 能力と教育 企業家の 出自 段階 エンジンの質（馬力/排気量2/3）の推移 38.7 40.5 29.6 19.0 当初のサプライヤー数 40 100 21 0 大学?大学院卒 60 0 54 29 高卒?高専卒 0 0 12 0 中卒 0 0 13 71 小卒 創業者の学歴(%) 10 0 13 88 その他機械製造企業 90 100 59 0 工作機械企業 創業者の前職(%) 0 0 0.7 12.6 工作機生産までの年数 1995.1 1980.5 1990.5 1980.6 NC機生産開始年の平均 1994.1 1979.5 1979.3 1957.1 平均創業年 10 2 24 7 標本企業数 後期追随者 革新者 初期追随者 創始者 販路 (%) 3.6 20.4 23.5 地元卸売市場 5.7 23.8 26.5 温州の商人 50.6 30.7 22.0 代理店 27.1 12.6 9.5 直営小売店 13.0 12.5 18.5 その他 4.2 2.7 1.5 技術者比率 (%) 34.8 2.8 0 部品下請企業数 3671.4 375.8 123.7 付加価値（実質） 338.3 104.1 46.7 従業員数 73 96 66 独立標本企業数 112 102 66 標本企業数 2000年 1995年 1990年 ブランドの確立 直接販売の隆盛 取引の長期化?緊密化 or 垂直統合 集積の重要性低下 技術?流通?組織 革新 模倣も活発 非効率企業 退出 生産性上昇 高等教育あり 老舗の二?三代目 外で修行 質的 向上 市場取引の拡大 特化?分業 産地の形成 with 「集積の経済」 模倣の模倣 生産性の緩慢な上昇 or 低下 利潤率の低下 玉石混交 独立起業（暖簾わけ喧嘩別れ） 次第に素人も 量的 拡大 都市 or 便利だが貧しい農村 外国技術の稚拙な 「革新的」模倣 わりと優秀 商人?技術者?（科学者） 始発 制度と立地 技術 革新と模倣 能力と教育 企業家の 出自 段階 始発期 量的拡大期 取引費用の削減 質的向上期 革新機会の 拡大 始発期 量的拡大期 取引費用の削減 質的向上期 革新機会の 拡大 集積支援プログラム 知的支援プログラム モデルプラント 外資企業の誘致 技術教育 職業教育 知的所有権制度 高等教育 産業技術研究 技術支援 「いちば」