Ⅰ．家庭教育支援に期待されること.pdfVIP

１）核家族?ひとり親家庭の増加 ?親が子育てに関して学ぶ機会の減少 ?親だけで子育てを担う家庭の増加 ２）少子化 ?親による過干渉?過保護の懸念 ?子どもの遊び集団の消滅 ?赤ちゃんに接する機会の減少 ３）個別の生活や家事の合理化等の家庭生活の変化 ?家庭生活を運営していく具体的な経験や能力の不足 ４）都市化 ?地域のつながりの希薄化 ?家庭の孤立化 ?自然と触れ合う機会の減少 ※東日本大震災による被災 ?子どもや親に心の傷 ?経済格差の拡大 ?地域コミュニ ティの崩壊 ?育児不安 ?しつけについての自信喪失 ?過保護，過干渉 ?虐待（放任） ?心のケア すべての親と社会全体の子育て理解を促進するための学習機会や家庭教育に関する情報提供の充実や課題を抱える 家庭への支援や東日本大震災の被害が甚大な地域での家庭教育支援の充実を図り,親子の学びと育ちを支援し,社会全 体で子育てを支援する環境を整える。 〇親が主体的に家庭教育を行うことへの支援 １）親の育ちを応援する学習プログラムの充実 ?宮城県版親の学びのプログラム『親のみちしるべ』の普及， 啓発（平成２４，２５年度作成） ２）多様な場を活用した学習機会の提供 ?学習プログラムの提供，ファシリテーター派遣，家庭教育支 援チームによる出前講座の実践（入学説明会，保護者会，PTA 行事等を活用した親の学びあい等） ?父親の学びと参画促進 ３）教育相談体制づくり ?子育てサロンでの居場所づくりの確保 ?課題を抱える家庭への訪問（アウトリーチ型）による支援活 動の充実（主任児童委員，スクールカウンセラー，スクール ソーシャルワーカーとの連携） ?虐待予防に資する子どもとのコミュニケーションやストレス の対処方法及び震災後の心のケアなど社会的課題への対応 〇基本的な生活習慣や生活能力 〇自制心や自立心 〇他人に対する思いやり 〇豊かな情操 〇善悪の判断力などの基本的倫理観 〇社会的なマナー 等 ?人と関わる能力の低下 ?規範意識の低下 ?社会性や自立心等の育ちの遅れ（不登校，暴力行為， ニート等） ?学力，体力の低下 ?心のケア ?体験の格差や経済格差による子どもの育ちへの影響 ?学校,家庭,地域の連携?協力 ?課題を抱える家庭へ の効果的な取組 ?社会全体の家庭教育についての理 解や取組の推進 ※被災地における家庭教育支援 〇子どもの発達支援 １）社会の一員としての自覚をもつ子どもの育成を目指し，家 庭の教育力を補完する様々な体験活動の充実 ?地域活動（自然体験，異世代?異年齢交流，生活体験，社会 体験，困難体験，親子体験活動等） ?体験プログラム（防災活動を含む）の開発 〇地域で親を支える仕組み（協働教育）づくり １）協働教育の推進と人材育成 ?市町村の協働教育プラットフォーム事業の推進 ?子育てサポーター，子育てサポーターリーダーの養成 ?ファシリテーターの養成 ２）父親の家庭教育参加の促進 ?おやじの会のネットワークづくり ?PTAの活動支援 ３）社会全体で子育てすることについての意識啓発と環境醸成 ?みやぎ教育応援団事業（企業等と連携した活動等） 宮城県家庭教育支援事業 Ⅰ．家庭教育支援に期待されること Ⅱ．家庭教育をめぐる現状と課題 Ⅲ．家庭教育支援のあり方 Ⅳ．家庭教育支援の基本的な考え方と具体的方策 Ⅴ 国と地方自治体の役割 ○市町村 家庭教育支援活動をコーディネート，人材育成，家庭教育支援チームの組織化，学習機会の提供（出前講座等） ○都道府県 広域的ネットワーク構築（子育てサポーターリーダーネットワーク研修会），人材育成等（子育てサポーター?サポ ーターリーダー養成講座，子育てサポーター?サポーターリーダーフォローアップ研修会） ○国 基本的方向性を示し、取組の普及や向上を図る ○保健福祉等の関連分野と家庭教育支援の連携 家庭教育をめぐる現状 親が抱える課題 目 標 子どもが抱える課題 家庭教育支援推進に関わる課題 【主なねらい】 ○親の育ちを応援する親の学びの機会の充実 親育ちのための学習プログラムの充実，多様な場を活用した学習機会の提供，将来親になる中高生の子育て理解学習の充実 ○保健福祉等の関連分野と家庭教育支援の連携 ◆宮城県◆ 子育て?家庭教育支援の充実 （乳幼児期） 子育て ひろば 児童館 子育て 支援???? 教育分野 保健?福祉分野 連携 公民館 図書館 幼稚園