大学生が利用するネット書籍の新しいビジネスモデルの考案.doc

卒業論文 大学生が利用する電子書籍の新しいビジネスモデルの考案 06-1-016-0356　 辻　俊一 目次 第一章　はじめに 目的 概要 方法 意義 　第二章　電子書籍の現状 １．　　電子書籍とは 電子書籍の利点 現状 　第三章　一次アンケート調査と分析 １．　　アンケート方法 ２．　　認知度 ３．　　利用状況 ４．　　考察 　第四章　ネット調査 １．　　検索エンジンでの調査 ２．　　メリットとデメリットの抽出、比較考察 ３． 考察 　第五章　電子書籍システムの作成 新しいビジネスモデルの提案 HTMLを使い電子書籍のサイトを作成する。 まとめ １．まとめ 参考文献、参考サイト、参考資料 第一章　はじめに １．目的 私は以前から、書籍以外に「電子書籍」というツールを使い、趣味の読書を興じているのだが、友人たちと電子書籍について話していると、しばしば「電子書籍は知っているが使ったことがない」という意見を目の当たりにした。実際に利用した立場から、何故友人たちは、利用しないのかと疑問に思った。そして、その疑問を明らかにしたい。 そこで、どのようにすれば友人たちが電子書籍サイトを利用するのかを調査、解明し、その結果を踏まえ、万人が利用したいと思わせる新しい電子書籍のビジネスモデルを提案する。 ２．概要 電子書籍について、「Yahoo」や「Google」などの検索エンジンを利用して、電子書籍のサイトやリンク集、電子書籍について言及している関連サイトなどを検索する。次に、主に近畿大学通う１００名の大学生を対象にアンケートを実施。そこで、電子書籍に対する認知度と実際の利用状況を調べる。電子書籍について検索し、検索の際に設定した基準値に該当した上位３位までの電子書籍のサイトを実際に利用してみる。その結果を踏まえ、新しい電子書籍のビジネスモデルを提案し作成する。 ３．方法 近畿大学に通う約１００名の大学生を対象に電子書籍に対するアンケートを実施。 アンケート結果を集計しデータ化を行う。 「yahoo」や「Google」などの検索エンジンを利用して「電子書籍」「電子書籍サイト」「電子書籍　ブログ」「電子書籍　レビュー」「電子書籍　リンク」「電子書籍　リンク集」「電子書籍　ニュース」「電子書籍　無料」「電子書籍　人気」「電子書籍　無料　人気」などのキーワード使い検索する。そして電子書籍の専門サイトに関するブログ、ニュース、レビューなどを、インターネット上から検索する。 ①の結果を踏まえ、電子書籍に関するニュースやブログ、レビューなどから、「何故利用しないのか」という仮説を立てる。 ②での検索結果後、数多く存在する電子書籍の中から、ニュースやブログ、レビューなどから最もサイト名が挙がった電子書籍のサイトを取り上げる。 またニュースやブログ、レビューなどでは見つけるのが難しい場合、該当する「キーワード」を使い検索エンジンで検索をした後、１番目に表示されるサイトを３ポイント、２番目に表示されるサイトを２ポイント、３番目に表示されるポイントを１ポイントとして集計し、最もポイントが高かったサイト上位３位を取り上げ、実際に利用してみる。 実際に利用して結果を表形式して、それぞれのサイトのメリット、デメリットを比較する。 上記の内容を踏まえ、実際にHTMLなどを使い、大学生が利用してみたいと思わせる電子書籍のサイト（仮）を作成する。 作成した電子書籍のサイトを、実際に友人たちに使ってもらい、アンケートを取る。 ４．意義 この研究は、「実際の利用状況が極端に低い電子書籍の利用状況を上げるには、一体どのようにしたらいいのか」という所に重点を置いている。 またHTMLなどを使い、実際に電子書籍サイトを作成した点に意義を感じた。 そして、この研究を使い、企業が電子書籍サイトの利用者数を上げることに少しでも貢献できたらと考えている。 第二章　電子書籍の現状 １．電子書籍とは 電子書籍とは、古くより存在するインクを利用した印刷物ではなく、電子機器のディスプレイで読むことができる出版物である。電子書籍のコンテンツの多くは、既に出版された紙の書籍の情報を、デジタルな文字情報や必要ならば挿絵をデジタル画像情報へ変換して電子ファイルにすることで、印刷、製本、流通のコストや省スペース性を図ったものである。このコンテンツには有料のものの他に無料のものもあり、多くが無線?有線のネットワークを経由してダウンロード後、電子機器の画面上に表示させて読む。 新聞?雑誌?書籍という従来型の出版形態に代わって携帯型の電子装置の表示画面でこれらを読むという考えは古くから存在し、1990年から小型の専用機器が販売されるなど電子書籍の普及に向けた事業がはじまった。 元々Worl